なでしこ、収穫と課題如実…高瀬15秒弾など主力はゴールラッシュも、控え組の後半は無得点

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[9.13 国際親善試合 日本5-0ガーナ NDスタ]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は13日、ガーナ女子代表と国際親善試合を行い、5-0で勝利した。前半だけで5得点を奪い、試合を決めた。

 アジア大会へ向けて勢い付けたかった壮行試合だが、収穫と課題の両方が如実に見える結果となった。まずはMF宮間あやの浮き球パスで抜け出したFW高瀬愛実が、前に出たGKをあざ笑うループシュートでゴールネットに収める。開始15秒。あっという間の先制劇で、試合の主導権を奪った。

 その後も面白いようにゴールが生まれる。11分には宮間とのワンツーでゴール前に侵入したMF阪口夢穂がGKと交錯しながらも追加点を奪う。19分にはMF川澄奈穂美の左クロスを高瀬が右足アウトで流し込み加点。30分にはセットプレーの流れで残っていたDF長船加奈が、嬉しいなでしこジャパン初ゴールを決める。38分にはMF中島依美が左足ミドルシュートを決めて、なんと前半だけで5点のリードを奪ってみせた。

 なでしこは後半からMF猶本光やFW吉良千夏、GK山根恵里奈らメンバー5人を交代。中1日でアジア大会の初戦、中国戦を控えているとあって、宮間ら主力を前半で下げた。後半もゴールラッシュに期待がかかるが、早々のチャンスで放ったDF北原佳奈のシュートは左ポストに嫌われた。

 前半とはうって変わって、ガーナ守備陣をなかなか崩せないなでしこ。後半24分からは現役女子大生のDF羽座妃粋をなでしこデビューさせるなど、経験を積ませる。しかし得点は奪えず、選手層に課題を残した。

 このあと、なでしこジャパンは韓国で開催されるアジア大会に参戦。15日には初戦の中国戦。第2戦は18日のヨルダン戦。第3戦は22日に台湾と対戦する。