15番グリーンを外すもチップインバーディ!これで持ち直した(撮影:岩本芳弘)

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<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目◇13日◇美奈木ゴルフ倶楽部(6,645ヤード・パー72)>
 兵庫県にある美奈木ゴルフ倶楽部で開催中の国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の3日目。2位に4打差をつけ単独首位から出た鈴木愛にメジャーの重圧がのしかかった。
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 一夜にして全国区の知名度を獲得した鈴木。契約メーカーのピンゴルフの担当者やコーチの南秀樹氏が「ガッツがあって、メンタルが強い」と評する強心臓の持ち主だが、この日は大ギャラリーに囲まれさすがにいつものようにはプレーが出来なかった。
 2番から連続ダブルボギーといきなりの大失速。「頭は真っ白にはならなかったけど、すごい苦しかった。あと何ホールあるんだろうって…」、この展開に心が折れかかるが5番で2メートルを決めバーディを奪取。いくつか落ち着きを取り戻すが、9番ではボギーを叩き、前半で4つスコアを落とし首位から陥落してしまう。
 今年からコンビを組んだプロキャディの高見明弥さんは「今日はバタバタする展開になるのは分かってました。とにかく弱気にだけはならないように言いました」と鈴木を励ましながらラウンド。鈴木も「10番くらいから落ち着きました」とようやく平静を取り戻した。
 そこからは持ち前のガッツを発揮、終盤の15番パー3ではティショットをグリーン奥に外すが、そこからチップインバーディ。2日目のあと南コーチと入念に練習を繰り返したラフからのアプローチ練習の成果を出すと。続く16番パー5でもバーディを奪取。17番ではボギーを叩いたが後半は1つスコアを伸ばしこの日は“75”でフィニッシュ。スコアを3つ落としたものの首位をキープした。
 「長い1日でした。もしかしたらトータルイーブンパーぐらいまでいくんじゃないかと思いました」とホッとした表情で話した鈴木。舞台はメジャー、どの実力者たちが虎視眈々と逆転を狙っている。「緊張せずには出来ないと思うけど、平常心で笑顔でプレー出来るようにしたい。今日はもうちょっと落ちしてもおかしくなかったけど、その辺はカバーできたので上出来です」、この日幸いだったのはメジャーのプレッシャーを体験できたこと。明日はバタつかず、ショットを修正し今大会の最年少記録を目指す。
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