一騎討公式YouTubeより

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先月24日、都内・善立寺では異色の格闘技大会「一騎討」が開催された。

このイベントは、トップファイターとして日米格闘技シーンを席巻し、現役引退後はアーティスト活動や作家、俳優など幅広く活躍している須藤元気が主宰者となって行われたものだ。

『WORLD ORDER』で世界的人気を博し、本を書けばベストセラー。“ヒットメーカー”としても知られる須藤が立ちあげたイベントだけに――、またその舞台がお寺であることから大会前より大きな話題となっていた「一騎討」。試合は日本の伝統的な武道の一つである柔術をベースとしたルールで、選手は道着を着用した無差別級トーナメントに臨んだ。

大会前には住職による祈祷が行われ厳かな雰囲気が漂う中、日本トップクラスの格闘家による戦いとともに、試合の合間には空手の演舞や大太鼓の一本打ちが披露された。すると来場した人のみならず大会写真を見たユーザからは驚嘆の声や人気漫画「ドラゴンボール」に出てくる武道大会に例え「リアル天下一武道会」といった声が挙がった。

また、試合中には三味線の演奏が流されるなど海外の目を意識した大会作りが徹底され、今月その映像がYouTubeにアップされると海外のユーザから「amazing」「beautiful」といったコメントも。次回大会は未定だが、プロデューサーの須藤は「場外に落ちたら負けというルールも検討したい」と更なるビジョンを明かしている。

●一騎討 IKKIUCHI