<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目◇12日◇美奈木ゴルフ倶楽部(6,645ヤード・パー72)>
 兵庫県にある美奈木ゴルフ倶楽部で開催中の国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の2日目。首位と1打差の2位タイから出た鈴木愛は5バーディ・ノーボギーの“67”をマーク。多くの選手が難セッティングと固くなったグリーンに苦しむ中スコアを5つ伸ばしトータル7アンダーで単独首位に立った。

 「ショットがすごく良くて。チャンスにつけられたし、パットも決まってくれた」とプレーが噛み合い最高の位置で決勝ラウンドへ。「今朝からドライバーに不安があったけど、曲がってもフェアウェイの幅に収まってくれた」とこの日はティショットでフェアウェイを外したのは3番と最終18番のみ。その18番ではティショットがバンカーにつかまると不運にもボールはアゴのそばに。2打目は出すだけ、ピンまで残り128ヤードの3打目を残したがこれを9番アイアンで1.5メートルにつけパーをセーブ。ピンチをしのぎ、ノーボギーでラウンドした。
 この日の“67”はツアーでの自己ベストスコア。「自分でもビックリです!」2位には5打差をつけた。「ミスした時に浮き沈みが激しかったんですが、20歳になって落ち着いてプレーできるようになりました」、オフの間に持ち球と契約メーカーを変更。アプローチを磨き、技術が向上したことに加え精神的にも成長し、この大舞台で最高のプレーを魅せた。
 鈴木は徳島県の出身で中学3年の時に「四国女子アマチュアゴルフ選手権」を制し、高校は鳥取県の倉吉北高等学校へ。昨年このコースで行われたプロテストを3位で合格し、今年からツアーに本格参戦している。
 母親の美江さん曰く、「あんまり緊張しない正確で、天然です(笑)。記憶力はすごくて同伴競技者のプレーの内容も時間がたっても覚えているくらい」という鈴木。この日も18番のピンチにも動じず、スーパーショットを見せた。
 鈴木が優勝すればこの大会の最年少優勝記録、宮里藍の21歳と83日を20歳と128日で更新。小学生時代の2004年に宮里が「サントリーレディス」で優勝したのをテレビで見て「ゴルフを始めようと思った」という鈴木。憧れの人の記録を抜くには残り2日間もメジャーの重圧と難セッティングに屈せずこれまでのプレーを続けることが必要だ。
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