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2014.09.11 - 女性向け男性向け美容

白髪は抜くと生える!? 白髪の都市伝説をドクターが回答!


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01. CASE 症状

「白髪は抜くと増える」、「一晩で白髪になる」はホント!?

鏡を見ると髪に白い髪が……!! これはマズイ、と抜こうとしたとき「抜くと白髪が逆に増えるから抜かないほうがいい」と言われたことはありませんか!? また、ストレスや恐怖体験で、一夜にして髪が真っ白になったという噂。こういった白髪の噂は本当なのでしょうか?

02. CAUSE 原因

白髪の噂は、意外と間違いが多い

■白髪は抜くと増える⇒科学的根拠ナシ!

抜いたことで白髪が増えるということはありません。ですが、抜くと頭皮や抜いた毛の周りの毛母細胞を刺激してしまう可能性があります。それによって、白髪になるとは限りませんが髪にダメージを与えてしまうことも。また、抜くと薄毛になってしまう可能性もあるので、抜くよりも切るか、刺激が少ないカラーリング剤で染めた方がいいでしょう。

 

■一夜にして真っ白になる⇒科学的根拠ナシ!

マリー・アントワネットなど歴史上の人物が一夜にして真っ白になったという伝説がありますが、これも都市伝説に近いでしょう。ストレスは白髪をはじめとした発毛にダメージを与えることは考えられますが、毛根から白髪は発生しますから伸びてくるまでには時間がかかります。一夜で真っ白は科学的にはありえません。たぶん、白髪に気づかないほど忙しかったり、ストレスを抱えていて、ふとみたら、時間の経過から白髪が増えていた、ということかも。

 

■苦労をすると白髪が増える⇒ウソとは言い切れない

白髪の発生原因はまだわからない部分が多いのが現状です。ですが、ストレスなどが溜まると寝不足になったり、血流が悪くなるなど、髪にダメージを与え、それが白髪を作るもとになることもあるでしょう。また、苦労をしていると、鏡をゆっくり見た入りする時間がないことも多いはずです。そんなこともあって、急に白髪増えたように感じるのかもしれません。

 

■白髪は同じ場所にできやすい⇒科学的根拠アリ

原因はまだよくわかっていませんが、白髪は同じ場所にできやすい傾向があります。出てきやすいのが、こめかみとこめかみを結ぶ横のライン。多くの人が白髪を気にするのは、顔の目立つ場所にできやすいことも影響しているようです。また、頭上の白髪もよく目立ちます。白髪は黒い毛に比べて太くて強いので、ピンと立って生えてくるので目立ちやすいのです。

03. CAUTION 放っておくと?

都市伝説に頼るよりも髪にやさしいヘアケアを!

ほとんどの白髪は加齢現象なので、出来てしまったものは受け止めるしかありません。白髪が出来始めたら、ゼロに戻すことはできないのです。だからこそ、白髪があっても美しい髪を保てるように、トリートメント効果が高いヘアカラーを選ぶなど、髪をいたわるケアを心がけることが大事なのです。

04. SOLUTION 対策

都市伝説でない白髪ケアの4つの対策

巷に溢れる白髪対策は都市伝説レベルのものが多いようです。そういった情報に惑わされず、次の4点で対策を考えてみましょう。

 

対策1 気になるならヘアカラー剤と上手につきあうべき

 

白髪はまだ予防するメカニズムがはっきりしていません。ですから、白髪をなくしたいと思う場合は、染めるという選択しかないのです。カラーリングは髪を傷めてしまうこともありますが、最近はヘアカラーの要素をプラスしたトリートメント剤も出てきています。そういったものを活用すれば髪への負担はかなり軽減できるはずです。

 

対策2 亜鉛や銅などのミネラルをたっぷり摂取

 

昔から小さな魚や海草、黒胡麻は白髪に効くといいます。これらは毛髪に重要な栄養素なので白髪にも効果的と考えられています。大量に摂る必要はありませんが、ちょっと料理に加えるなど工夫してみるといいでしょう。

 

対策3 睡眠をたっぷり取る

 

睡眠と白髪の直接的な関係はありませんが、いい毛髪・頭皮環境を作ることは白髪にもいいと考えられています。質のよい睡眠も毛髪・頭皮環境には必須なポイントになります。1日7時間を目安に、熟睡できる環境づくりをしてみましょう。

 

対策4 ストレスはやはり溜めない!

 

ストレスも溜めないほうがいいでしょう。ストレスが溜まると血流が悪くなります。それによって、髪や頭皮にいい栄養が届きにくくなる可能性も。さらに、ストレスを溜めていると出ている白髪にも無頓着になってしまうので、そういった意味からもヘアケアに気を配れることができる余裕がある生活を目指しましょう。/p>

 

 


この記事の監修
浜中 聡子(はまなか さとこ)

【略歴】
医療法人社団AACクリニック銀座 院長。医学博士。

米国抗加齢医学会(A4M)専門医、国際アンチエイジング医学会(WOSAAM)専門医、米国先端医療学会(ACAM)専門医などの資格を多数取得。心身両面からのケアで「ウェルエイジング」を提唱し臨床現場に立つ。

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