Apple Watch

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9月10日の午前2時(日本時間)より開催されたAppleの発表会で、ウェアラブルデバイス「Apple Watch」が新発表された。

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One more thing...


ティム・クックCEOは以前から、年内に「過去25年で最高の製品を発表する」と宣言していた。

そのため、今回の発表会で、iPhone6・iPhone6 Plusが披露された後に、Appleの決済サービス「Apple Pay」が発表され、会場は「最高の製品とはApple Payのことだったか」という空気に包まれ、そのまま終了するかと思われた。

One more thing...

One more thing...


しかし、ティム・クックCEOの言葉と共にスクリーンに大写しにされた「One more thing...」の文字が現れた瞬間、多くのAppleファンが驚喜した。

「One more thing...」とは、Appleが新製品をサプライズ発表するときに使う決まり文句。CEOがスティーブ・ジョブズさんからティム・クックさんに変わってから、この言葉が口にされるのは初めてだった。

そして発表されたのが「Apple Watch」だ。

Apple Watch - Reveal




2015年初頭発売。全12モデル、$349から


Apple Watchは2015年初頭発売で、標準的なステンレススチール製の「Apple Watch」、スポーツタイプの「Apple Watch Sport」、18金製の「Apple Watch Edition」がラインナップされる予定。各モデル共に縦38mmと42mmのモデルが用意され、手の小さい人にも対応できるようになっている。

それぞれ各2色用意され、計12モデル展開となる予定だ。各モデルの金額はまだ公表されていないが、$349からと案内されている。

Apple Watchの各モデル一覧

Apple Watchの各モデル一覧



iPhoneで搭載されると噂されていた技術てんこ盛りのApple Watch


デジタルクラウンとタッチパネルで直感的に操作

デジタルクラウンとタッチパネルで直感的に操作



Apple Watchは全面のタッチパネルとデジタルクラウンという右サイドに付いたクラウン型のボタンで操作する。

タッチパネルはiPhoneなどのようにタップ(触れる)を検知することができるのはもちろん、プレス(押す)も検知できる。微妙な力の入れ具合を見分け、複雑な操作をさらに直感的に行うことができそうだ。

とくにデジタルクラウンの操作性に関しては、これまでAppleが発明してきたPCのマウス、iPodのクリックホイール、iPhoneのマルチタッチなどで提供してきた歴史と同様に、従来の製品と比べてまったく新しい操作性を提案するものだと強調した。

これまでのインターフェース

これまでのインターフェース



ディスプレイはサファイアガラスによって保護されている。サファイアガラスは透明な素材としてはダイヤモンドの次に硬い素材だ。また、Macなどに搭載されているMagSafeテクノロジーと電磁誘導充電を組み合わせて、接続部分がまったくない充電システムとなっている。

実は、サファイアガラスや無接点充電は新型iPhoneに搭載されるのではないかと噂されていた機能だった。

充電中のApple Watch

充電中のApple Watch



さらに、充電で使う裏側には、赤外線LEDと可視光LEDを使うセンサー、心拍数を検知するための光センサーが埋め込まれており、それらはサファイアレンズを持つセラミックカバーで保護されている。

各種センサー

裏面には各種センサーが搭載



また、センサー部分にはTaptic Engineと呼ばれるリニアアクチュエータも内蔵されている。これは、スピーカーなどで微細な振動を与え、触覚に働きかけるインターフェース。Appleは「あなたの手首を軽く叩きます。」と表現している。さながら「触覚のイヤホン」という感じではないだろうか。

この機能を使い、遠く離れたApple Watchユーザーの心臓の鼓動をお互いに感じ合うこともできるようだ。まったく新しいコミュニケーションの形が垣間見える。

心臓の鼓動でコミュニケーションできる。非言語コミュニケーションの新しい地平が垣間見えた瞬間だ。

心臓の鼓動でコミュニケーションできる。非言語コミュニケーションの新しい地平が垣間見えた瞬間だ