『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』 ©2012 Arena Comunicacion SL

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ドキュメンタリー映画『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』が、9月27日から東京・ヒューマントラスト有楽町ほかで公開される。

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登山者の5人に2人が命を落とす「キラー・マウンテン」と呼ばれるネパール・ヒマラヤの山群アンナプルナ。なかでも、標高7500メートルの地点で7キロメートルにわたる尾根を横断しなくてはならないアンナプルナ南壁は、世界で最も危険なルートとして知られている。同作は、2008年にアンナプルナ山頂付近で高山病に襲われたスペインのベテラン登山家イナキ・オチョア・デ・オルツァの救出劇がテーマ。事件から数年後、当時イナキを救うために10か国から集結した世界的な登山家12人を訪ね歩いて撮影した彼らの言葉や、当時の映像を通して、イナキの救出活動の真実に迫る。

出演者は、イナキに加え、救出活動に参加した地質学者のミフネア・ラドゥレスク、イナキの登山のパートナーで、事件当時初めにSOSを発してイナキに付き添ったホリア・コリバサヌ、SOSを聞いてネパール・カトマンズから酸素を持って救助に向かったデニス・ウルブコ、SOSを聞いて最初に駆けつけたウーリー・ステック、イナキとホリアと共にアンナプルナ南壁に挑み、途中で別行動をとったが緊急事態を聞きつけ救助隊に加わったドン・ボウイ、2013年にエベレストで命を落としたロシアを代表する登山家アレクセイ・ボロトフら。

なお2009年には、命を顧みずに救出に向かった勇気を称えられ、ステック、コリバサヌ、ウルブコ、ボロトフ、ボウイに対し、登山界の『アカデミー賞』とされる『ピオレドール賞』登山家の精神賞が授与された。

また同作では、山など野外で撮影した「生きること」を感じさせる写真を投稿するフォトコンテストを9月27日まで開催中。同作のオフィシャルTwitterアカウントをフォローして、ハッシュタグ「#7400photo」をつけてツイートすることで応募が可能だ。写真が選ばれた参加者には様々な賞品がプレゼントされる。詳しくはオフィシャルサイトを参照しよう。