アップル発表、5つの最終予測:新iPhoneは、iWatchは発表されるのか

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iPhone 6が出るか、iWatchが出るか。かつてスティーブ・ジョブズがMacのお披露目を行った地で2014年9月9日に行われるアップルの発表会。幾多のウワサを選別してたどり着いた、5つの最終的な予測。

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日本時間9日深夜に迫ったアップルのイヴェント。ぼくらはきっと、まったくあたらしいアップルのプロダクトがヴェールを脱ぐのを目にすることになるだろう。

今回のイヴェントで、アップルは3つの発表をするはずだ。声を大にして言おう。これはきっと、でっかい発表になるはずだ。

発表直前のいまも、その多くは謎のままだが、iPhoneについての発表は行われるのは間違いない。iOS 8についての発表もあるだろう。いま、クパチーノのフリントセンター(スティーヴ・ジョブズが最初にMacを発表した記念すべき場所だ)にある謎に対して、WIREDの予測をしてみたい。

1.あたらしいiPhoneは2モデル?
2.iWatchは「女性向け」?
3.あたらしいiOSでは何ができる?
4.iPod touchも忘れてはならない
5.発表されないはずのもの

1.なにはなくとも、iPhone

2011年にiPhone 4Sが登場して以来、アップルは毎秋(たいてい9月だ)、あたらしいiPhoneを発表してきた。多数のサプライチェーンからのリークによると、今回のイヴェントでもiPhoneがお目見えするのは間違いない。そして新モデルは、既存シリーズとは大きく異なるものになるだろう。

まずは、そのサイズ。そしてヴァリエーション。つまり、「小さな」4.7インチディスプレイと、「大きな」5.5インチディスプレイの登場だ。前者の解像度は1,334×750、後者は2,208×1,242。小さなモデルでも既存のRetinaディスプレイの2倍、大きい方では3倍の解像度となる。サイズが大きくなると使い勝手に影響しそうだが、伝えられているところでは、“片手モード”が問題を解消してくれそうだ。

ディスプレイ自体はより強固で耐傷性のあるサファイアに。とはいえ、iPhone現モデルのTouch IDセンサーに使用されている新素材の採用は見送った公算が高い。

5.5インチモデルは、モバイル決済プラットフォームともなるのだろうが、NFC(近距離無線通信)を組み込んだものになるはずだ。ただ、ぼくは今回は、完全にNFC化されるとまでは発表されないと思っている。そのかわり、アップルはNFCとBluetoothの組み合わせ、あるいはNFCとWi-FiベースのiBeaconプラットフォームとを組み合わせた、アップル独自のシステムを示してくれるはずだ。このモバイル決済プラットフォームはビザやマスターカード、アメリカンエクスプレスも乗っかる予定だと伝えられているし、現にリークされたiOS 8画像の「Passbook」には、“モバイル決済”を示すあしらいも含まれている。

あたらしいiPhoneでは、カメラには光学ブレ補正(おそらく大きなモデルのみ)が追加されるなどのアップグレードが期待できる。いくつかの図面を頼りにするなら、カメラは本体背面からちょっと飛び出るかたちでデザインされているかもしれない。

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2.アップル、待望のウェアラブル

今回の大きな目玉が、「アップルはウェアラブルを出すのか」ということだ。ぼくらのカンでは、「イエス」。『New York Times』も『Wall Street Journal』も、ほぼ同意見だ。アップルはそのプロトタイプ・デザインと機能を発表することになるだろうが、その発売は、早く見積もっても2015年初旬になることはないだろう。というのも、いまだ大量生産の兆しはないからだ。

噂されている「iWatch」は、見た目も機能もスリムなものになるだろう。だが、人によっては、OLEDディスプレイを備え、2つのサイズでリリースされると言う人もいる。

このiWatchにぼくらが期待するのは、アップルのスマートホーム規格「Homekit」や健康管理「Healthkit」というプラットフォームと連携する姿だ。ぼくらの動きや心拍をトラッキングし、家中のものをBluetooth LEで操作する。あるいは、モバイルコンピューターのように地図を表示したり、サードパーティのアプリを操作する。

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少々飛躍した考えかもしれないが、“ウェアラブル”は、男性よりも女性をターゲットとするべきものなのかもしれない。なぜかというと、男たちはすでに愛用の腕時計をもっているし(スーツにぴったりのロレックスかもしれないし、あるいはスポーティなGPSつき腕時計かもしれないが)、既存のウェアラブルデヴァイスは、多くの場合男性的なデザインをしているからだ。一方で、女性は、男性の2倍以上のフィットネス向けアプリを利用しているにもかかわらず(2013年6月『Flurry Analytics』による)、健康向けのウェアラブルデヴァイスに恵まれていない。

アップルがここ数年、ファッション業界から多くの人間を雇用してきているのが何よりの証拠で、ウェアラブルガジェットのデザインは彼らの大きな課題であり、そのノウハウがようやく実を結ぼうとしているのだ。

3.iOS 8という体験

6月に行われたWWDCにおいて、アップルはiOS 8がもたらす大きな変化を強調した。そして今回、アップルは多くの機能を追加し、より細かくカスタマイズし、いかに機能的なものかを消費者に伝えるデモンストレーションを行うだろう。

iOS 8に期待するのは、メールやSafari、スポットライト検索のアップデートはもちろんのこと、インタラクティヴな通知機能(通知センターやホームスクリーン、ロックスクリーンでの機能)だ。同時に、アップルはiOS 8の新しいソフトウェアキーボードを見せてくれるだろうし、少なくとも1つくらいはサードパーティ製のキーボード(以前のヴァージョンでは使えなかった新たな機能のあるやつだ)を披露するだろう。

HomeKitとHealthKitという2つのホーム/ヘルスケアプラットフォームも、ステージ上でスポットライトを浴びることになるだろう。家中のテクノロジーをiOSデヴァイスでカンタンに、直感的に操作できる実例が示されるかもしれないし、会場の外で大がかりなハンズオンスペースが用意されるかもしれない。

iOSとOS Xとのシームレスな操作性についてもふれられるかもしれないが、新しいOS X「Yosemite」が発売となる今秋までは、そう細かな情報は出てこないだろう。しかし、この連携はきっとこんな姿を可能にする──あるデヴァイスで作成していたメールをすぐにほかのデヴァイスでタイプするとか、iPhoneでダイヤルしてMacのスピーカーとマイクで通話するといった操作だ。

4.iPod touchの手応え

iPod touchは今年6月下旬にアップデートされたが、さらに新しい動きがあるかもしれない。アップルはこれまでiPhoneと同じサイクルでiPod touchをヴァージョンアップさせてきたからだ。アプリ開発者のなかには、高価なiPhoneよりもiPod touchでテストをする人が相当数いる。

5.発表されないであろうもの

iPadにまつわるウワサは数限りなくあるけれど、今回はiPadについては何も新しい発表はないのではないか。新しいタブレットの発表は、ホリデーシーズンの年末に向けて「とっておいている」はずだ(同様なことは、以前にもあった)。同じことが、デスクトップマシンについてもいえる。新しいMacを見ることができるのは、おそらくOS X Yosemiteが公式にリリースされる今秋、となるはずだ。

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