【マッチレポート】日本 2-2 ベネズエラ|「新しい血」が躍動! 武藤、柴崎が代表初ゴール

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 アギーレ監督の下、新体制2戦目となったベネズエラ戦は、2-2のドロー。武藤嘉紀、柴崎岳というふたりの新戦力が結果を残した。

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 日本代表は、前戦のウルグアイ戦から先発メンバー5人を入れ替えて臨んだ。GKにはウルグアイ戦同様に川島永嗣を起用し、DFは左から長友佑都、吉田麻也、2年ぶりに代表に復帰した水本裕貴、そして酒井宏樹に代わって酒井高徳という顔ぶれ。中盤はアンカーに森重真人、右インサイドハーフに細貝萌は変わらず、左インサイドハーフにA代表デビューとなる柴崎が入った。前線は左から柿谷曜一朗、大迫勇也、本田圭佑と並んだ。

 
 試合は3分、まずはベネズエラが決定的なチャンスを迎える。セットプレーからDFビスカルロンドが強烈なヘディングシュートを放つもわずかに枠を外れ、日本は立ち上がりの失点を免れた。一方の日本は12分、スピードに乗ったカウンターで左サイドの柿谷が中央を抜け出した本田にラストパス。しかし、これはわずかに届かず相手GKにキャッチされシュートには至らない。
 
 一進一退の攻防が続くなか、日本はウルグアイ戦に続きまたしてもミスからリズムを崩してしまう。29分に細貝のパスミスからベネズエラに決定的なシュートを許すと、32分にも柴崎のパスミスからフィニッシュまで持ち込まれた。ミスに乗じて、ベネズエラが鋭いカウンターを繰り出すようになる。
 
 しかし、この嫌な流れを断ち切ったのが柿谷の2本のシュート。38分に柴崎を起点に大迫、森重とつなぎ、ラストパスに反応した柿谷が決定的なシュートを放つ。直後の39分には本田のクロスから柴崎を経由し、再び柿谷が右足で強烈なシュートを放ったが、いずれもGKエルナンデスに防がれた。
 
 前半はこのまま無得点に終わった日本だが、後半は若い力が躍動する。アギーレ監督は後半から大迫に代えて岡崎、柿谷に代えて武藤を投入。まずはウルグアイ戦でデビューしたこの武藤が攻撃を活性化する。51分には、中盤でボールを受けた武藤が前を向いてそのままドリブルでスピードアップ。ペナルティーエリア付近中央から鋭く左足を振り抜くと、豪快にベネズエラゴールを揺らす。「ゴールを決めようと思って試合に入った」という武藤の代表初ゴールで日本が先制する。
 
 58分に水本がPKを取られ同点とされるも、67分には再び新戦力が躍動。左サイドを駆け上がった岡崎のクロスを柴崎が右足のボレーで、デビュー戦ゴールとなる勝ち越し弾を叩き込む。日本が再びリードを奪った。
 
 しかし、日本はその4分後、川島がシチェロのミドルシュートを痛恨のキャッチミス。強烈なシュートだったものの、身体の正面付近に飛んできたボールだっただけに、防がなければいけない場面だった。
 
 日本はその後、本田のFKがポストを叩くなど、惜しい場面も何度か迎えたが、結局2-2のドローで試合を終えた。アギーレ監督は、「後半は交代がうまくいった。4年後を見据えれば新しい血が活躍したのは嬉しいこと。ウルグアイ戦より攻撃面で勇敢に前に行けたのは良かった」と試合を振り返っている。
 
 ディフェンス面ではまだまだミスが多く課題が残った形だが、新戦力が結果を残した攻撃面では、ある程度の手応えも掴めた一戦と言えそうだ。