スッキリ散髪の柿谷「良い連係でゴール前に迫りたい」

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 3トップの左ウイングでの先発が濃厚なFW柿谷曜一朗(バーゼル)がベネズエラ戦を翌日に控え、「もっともっとチャレンジしたほうがいいと思う。チームとしてもっといろいろなことができていけばいい」と攻撃の活性化を誓った。

 アギーレジャパンの初陣となった5日のウルグアイ戦(0-2)ではチーム全体の守備的な意識が高かったことで攻撃が手薄になり、決定機は数えるほどしかつくれなかった。シュート8本、得点ゼロ。ブラジルW杯での惨敗からもう一度立ち上がろうとしているチームとしては寂しい数字だった。

 ベンチスタートだった柿谷は後半31分から途中出場したものの、そのときのシステムはスタート時の4-3-3からすでに4-4-2に変更したあとだったため、与えられたポジションは左サイドハーフ。アギーレジャパンのデビューとしては評価しづらいものだった。

 先発となれば今度こそアギーレシステムでのデビュー。「(ウルグアイ戦は)点が入らなくて勝てなかったのは事実なので、ゴールシーンを増やせるように、攻撃の選手が良い連係でゴール前に迫れればいいと思う」と力を込める。

 左ウイングでは、今回は負傷で招集を見送られたFW香川真司(ドルトムント)とのポジション争いが訪れるのは間違いなく、早いうちにインパクトを残しておきたいという気持ちは強いだろう。独力での仕掛けはもちろんのこと、香川と抜群の連係を見せていたDF長友佑都(インテル)とのコンビネーションも見せたいところだ。

 試合前日の練習前には散髪を済ませてスッキリした装いになった。スイスに渡って2か月弱。「何も変わっていません。英語がしゃべれるようになったくらいです」と笑いを誘う余裕も出て来た柿谷。4年後の中心選手の道へ、新たなチャレンジが始まる。

(取材・文 矢内由美子)