3人のキャプテンへ絶大な信頼寄せるアギーレ監督「非常に重要な存在」

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 日本代表のハビエル・アギーレ監督は9日のベネズエラ戦でもFW本田圭佑(ミラン)がゲームキャプテンを務めることを明言した。

「明日の試合でもキャプテンは本田だ。キャプテンマークを付ける彼だけでなく、私がキャプテンと呼んでいる3人の選手はピッチ内外で非常に重要な存在だ」

 初陣となった5日のウルグアイ戦(0-2)後、アギーレ監督は「今日、選手たちに伝えたのは本田、(川島)永嗣、(吉田)麻也がキャプテンであり、キャプテンマークを付けるのは本田ということだった」と語り、本田、GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)の3人をキャプテンに指名したことを明らかにした。

 さらに、その中で本田がキャプテンマークを巻いた理由について「ゴールキーパーはレフェリーから遠いというのが理由。そして、経験、年齢を考慮すれば、麻也ではなく、本田だなと思った」と説明。その考えはウルグアイ戦限定ということではなく、中長期的なプランであるようだ。

 この日の会見であらためて3人をキャプテンに指名した理由を聞かれたアギーレ監督は「本田は素晴らしい経験を持っており、チームに対する影響力があり、そういった人格を持っている選手。7、8年間、世界の中でも高いレベルでプレーしている。世界中で日本の基準になっている」と指摘。吉田については「若手の中で力強さを持っている選手。プレミアリーグのような強いリーグで、毎週、チームの中でも目立つプレーをしている」と称賛した。

 川島についても「見本になる選手」と絶賛。「規律や敬意といったものを体現する選手だ。ピッチ内外で我々全員の見本になる。プロフェッショナルの見本だと言える」と、サッカー選手としての姿勢に対し、最大限の評価を与えた。

 吉田自身はキャプテンとしての責任感について「もともと持っているつもりです。変化はないです」と淡々と話しながらも、「もちろん、最初のころに比べれば責任感は増しているし、自分がやっていかないといけないと思っている。いつまでもお客さん気分じゃなくて、自分がチームをリードしていかなきゃという気持ちは強い」と語る。

「僕自身、リーダーとは思っていない」と話す川島も「一人ひとりが引っ張っていく意識を持って、それをまとめていくことが大事。それぞれが自立しながら結束することが大事だし、このグループもそうなれるのかなと思う」と持論を展開した。

 本田もウルグアイ戦後に「ここ(ミックスゾーン)でしゃべらないといけないとか、義務みたいなものが発生するし、俺は自由にやりたい」と冗談交じりに語っていた。キャプテンに指名された3人はそれぞれが淡々と受け止めているものの、指揮官からの信頼は絶大なようだ。

(取材・文 西山紘平)