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テニスの全米オープンに出場している錦織圭選手は9月7日、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)を3-1で下し、日本人初となるグランドスラム決勝進出を決めた。

24歳の若武者がまた一つ、日本テニス界の歴史に新たな名を刻んだ。9月4日に日本男子として81年ぶりに4大大会シングルスの4強入りを決めた錦織選手。準決勝の相手であるジョコビッチ選手は、188cmの長身を生かした角度と威力のあるサーブや正確無比なストロークなどが持ち味で、現世界王者として君臨している。

錦織選手はそんな強敵相手に序盤から臆(おく)することなく積極的に攻め、第1セットを6-4で取る。第2セットこそ1-6と圧倒されたが、第3セットで身上の粘りを発揮。タイブレークの末に第3セットを奪うと、勢いそのままに迎えた第4セット第9ゲームのマッチポイント。ジョコビッチ選手は鋭いショットをコートの前後左右に何度も放ち錦織選手を揺さぶるが、錦織選手は必死にボールを拾う。10回以上のラリーが続く中、最後はジョコビッチ選手が根負けするような形でボールアウト。世界ランク1位に勝利したその瞬間、錦織選手は満面の笑みで大きくガッツポーズをした。

日本人初となる4大大会のファイナリスト達成という偉業に、ツイッター上では「錦織選手勝ったの? うそだろ? うそなんて言ったら失礼だけど全米オープンで日本人が決勝進出なんてありえないし漫画にしか思えない。おめでとうございます」「すごい!!!! 初めてテニスをみたけど、見惚れてしまった!!!! 」とその勝利をほめたたえる声が数多く見られた。

また、中継がWOWOWのみとあって、「WOWOW、先月で解約するんじゃなかった」など、その勇姿をライブで見られなかったことを悔やむ声もあった(すべて原文)。

決勝戦の相手は、同世代にあたる25歳のクロアチアのマリン・チリッチ選手。準決勝では「史上最高のテニスプレーヤー」との呼び声が高く、33歳にしてなお「男子テニス界の4強」に挙げられるロジャー・フェデラー選手(スイス)をストレートで撃破している。錦織選手同様、4大大会初の決勝進出となるが、過去の対戦成績では錦織選手が5勝2敗と勝ち越している。

テニスファンのみならずとも注目の一戦は、日本時間9月9日の午前6時開始予定となっている。

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