[AFC U-16選手権]U-16日本代表が香港に快勝!5大会連続のU-17W杯出場へ好発進

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[9.6 AFC U-16選手権GL第1戦 U-16日本代表 2-0 U-16香港代表 ラジャマンガラ・スタジアム]

 6日、U-17W杯チリ2015の出場権4枠を懸けたAFC U-16選手権タイ2014が開幕。U-16日本代表はグループリーグ初戦でU-16香港代表に2-0で快勝し、5大会連続となるU-17W杯出場へ好スタートを切った。香港、中国、オーストラリアと同じグループBの日本は、8日の次戦で中国と戦う。

 98年生まれ以降の世代、通称「98JAPAN」の初戦。グループリーグ最終戦となる第3戦、そして世界切符のかかる第4戦・準々決勝が特に重要になるが、それへ向けてどれだけ良い入りができるか。吉武博文監督は「最初の2試合で、今までやったことに確信をもつこと。3試合目、4試合目で自信を持って戦うために、1、2試合目が重要になってくる」と語っていたが、その「重要な」第1戦を日本は後半の2得点で勝利した。

 日本は4-3-3システム。GKは鶴田海人(神戸U-18)で4バックは右から田中康介(京都U-18)、下口稚葉(JFAアカデミー福島)、麻田将吾(京都U-18)、堂安律(G大阪ユース)。中盤は吉田峻(清水ジュニアユース)をアンカーにその前方に並んだフロントボランチが藤本寛也(東京Vジュニアユース)と田中碧(川崎F U-18)。そして3トップの中央(トップ下)が佐々木匠(仙台ユース)でワイドストライカーの位置は右に半谷陽介(F東京U-18)、左には安井拓也(神戸U-18)が入った。

 日本は立ち上がりから敵陣でボールを保持。最終ラインも大半の時間をセンターライン付近でプレーするほど日本は香港を押し込んで攻め続けた。ボールを持ちすぎることなく、1タッチ、2タッチのパスを左右につなぎ、相手の中盤の守りが開いたところで縦パスを通す。全員が自陣で守る香港はなかなかスペースを与えてくれない状況。ただ日本は、右SB田中康がウイングのようなポジション取りでボールに絡み、スルーパスに反応するなど相手が守っていない「急所」を共有し、そこを突いてシュートシーンをつくり出す。

 11分には右中間で藤本がDFを外してチャンスを生み出し、16分にはインターセプトした半谷がそのままドリブルでPAへ切れ込んだ。そして直後には田中碧の右足ミドルがゴールを捉える。そして18分には田中康の右アーリークロスが入り、24分には佐々木とのワンツーから安井が右足シュートを放った。

 3分に自陣でボールを失って香港にスルーパスを出されるシーンもあったが、人数をかけて攻める日本はボールを失ってもすぐさまボールを奪い返してまた攻撃を組み立てていく。そして34分には前半最大のビッグチャンス。右中間でボールを持った藤本が縦へのスルーパスを入れると、右サイドから斜めに走りこんだ田中康がトラップからそのまま深くえぐってラストパス。これを佐々木が右足で合わせたが、決定的なシュートはゴール上方へ外れてしまう。香港は38分にアーリークロスがゴール方向へ飛ぶが、サイドネット。0-0で前半を折り返した。

 70パーセント以上のボール保持率で攻め続けた日本だが、前半は選手間の距離、テンポが悪くなり、攻め切れなかった。それでも後半8分、待望の先制点を挙げる。左中間でボールを持った田中碧がDF間へ縦のスルーパス。カバーに入った相手が先にボールに触ったが、諦めずに追った堂安が奪い返すと、ターンからの左足シュートをゴールへ叩き込んだ。

 日本は麻田の左足ミドルや、素早い動き出しでスペースへ飛び出した田中碧に堂安が縦パスを通すなど、後半は攻撃のバリエーションも増やして攻め続ける。14分には田中碧に代えてMF菅大輝(札幌U-18)を投入。21分にはその菅が強烈な左足ミドルを放つと、こぼれ球に反応した安井がゴールへ押し込む。これは微妙な判定のオフサイドによってノーゴールとなったが、日本は28分に2点目を奪った。

 22分に半谷に代わってFW斧澤隼輝(C大阪U-18)を投入していた日本は、26分に安井がDFを引き付けてタイミングのいいパス。これをスピードに乗ったままコントロールした斧澤がペナルティアークで倒されてFKを獲得する。このFKをキッカーの菅が左足で打ち抜くと、壁をかすめたボールはゴール左上に突き刺さった。

 菅の「スーパーFK」で加点した日本は30分に追加招集されたFW渡邊陽(浦和ユース)を投入。その後カウンターからピンチを招くシーンもあった日本だが、最後までボールを保持し続けて2-0で勝利。前半10分過ぎから激しい雨がたたきつけ、雷鳴も鳴り響く中で行われた初戦で勝ち点3を獲得した。

 

[写真]後半28分、U-16日本代表は菅が左足FKを突き刺す


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