初心者でも5分でわかる!10年間のネットの歴史

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毎日のように使う「検索サービス」。

最新ニュースから、今日のレシピまで、ありとあらゆるワードを打ち込み、色々な情報を引っ張り出してきますよね。

しかし、その「ワード」にも時代の流れとともに、流行り廃れがあるのです。今回はYahoo! が発表した「みんなが探した10年間 検索ワードランキング総集編」を元に、10年間を振り返ってみましょう。

 

■2004〜2005年・・・「ポータルサイト」乱立時代

10年前の2004年〜2005年を見ていきましょう。いまや、検索といえば「Google」か「Yahoo!」の2強ですが、昔は「MSN」や「livedoor」、「goo」などのポータルサイトも人気でした。“検索ポータルサイトを検索する”なんてちょっと不思議な気がしますが、まだ「なにか調べものをするためにインターネットを使う」という図式だったようです。

 

■2006〜2007年・・・「mixi」最強!

そして、2006年になるとランク外から一気に1位に駆け上がったのが「mixi」。今のSNSブームの先駆けですね。初期のmixiは「18歳以上で、かつ友達からの紹介がないと会員になれない」というクローズドなSNSでした。

ハンドルネーム(ニックネーム)文化の強かったそれまでのネットコミュニティに対して、本名でインターネットを楽しむという文化が浸透したきっかけともなりました。

 

■2008年〜2009年・・・動画サービスの人気

2000年台後半になってくると、ネット回線がどんどん大容量化・高速化していきます。すると人気がでてきたのが「YouTube」や「ニコニコ動画」などの動画サービス。やっと、今とあまり変わらない顔ぶれになってきましたね。

 

■2010〜2011年・・・スマホの台頭と「2ちゃんねる」の衰退

2010年頃になってくると、iPhone4の発売も伴ってか、スマホの所有率が急増し、ネットユーザーが今までとは大きく異なってきます。

今まではあまりインターネットに触れなかった人たちも、より手軽に、より身近に、ネットのある生活を送れるようになりました。これにより人気が出たのが「Twitter」や「アメブロ」。反対に、今までのインターネットの代名詞であった「2ちゃんねる」の順位がどんどん下がってきていますね。

 

■2012〜2013年・・・「Facebook」最強!

そして、黒船来航! と言わんばかりに一気に上がってきたのが「Facebook」。「mixi」によって根付いた“本名登録によるSNS”と、スマホの台頭で獲得した新しいネットユーザー層によって一気にTOP3入りに。

 

こうやって見てみると、目が回るほどに毎年激しく変化していますよね。今年当たり前だった“あのサービス”も、来年には全く違うものが流行っているかもしれません。

来年どころか、もしかしたら“明日”かも。あなたは次の10年に何が来ると思いますか?