10月のブラジル遠征参加を熱望するGK藤原「王国でフットサルを体感したい」

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 サッカー日本代表と異なり、フットサル日本代表は、活動回数が限られる。1日から3日にかけて行われた静岡合宿は、5月のアジア選手権以来、実に4か月ぶりの代表活動だった。週末にFリーグの試合が控えていることもあり、過密日程になるが、少ない機会だけに18人の選手たちは意欲的に練習に取り組んだ。

 アジア選手権で抜群の安定感を見せたGK藤原潤も、その一人。「今回の目的は、久しぶりということもありますし、しっかり今までやってきたことを確認しつつ、新しく入ったメンバーとのコミュニケーションをとること」と、整然と話す。

 そして、代表活動が良い刺激になると強調する。「僕たちGK3人は、アジア選手権からメンバーが変わっていません。多分、僕だけじゃなくみんな思っていることだとは思いますが、ここにいることは当たり前ではないですし、クラブでしっかり結果を残して呼ばれると思っているので。まずはクラブでしっかり結果を残せないと、ここには戻ってこられない。日々のリーグ戦だったり、意識を高く戦っていきたい」。

 リーグ戦での活躍を誓う藤原だが、10月に行われるブラジル遠征には、人一倍強い意欲を見せる。2007年からフットサル日本代表に選ばれている藤原だが、ブラジルには一度も行ったことがない。メディアに対して、ミゲル・ロドリゴ監督は、AFCフットサル選手権の優勝メンバーでブラジル遠征に臨むことを明かしたが、「その話は、まったく聞いていないですね」という藤原は、強い意志を口にした。

「どういうメンバーで行くのかわかりませんが、ブラジルは一回も行ったことがないので、行けるチャンスがあるなら、行きたいです。これまで2回、ビザだけは取っているのに、行けなかったことので。サッポ(前監督)のときも、昨年も、チャンスはありそうだったのに行けなかったので、行ってみたいというか、王国でフットサルを体感したいのが個人的な気持ちです」

 憧れの地に行くためにも、まずは目の前のFリーグだ。「代表合宿は、うまい選手がいるから刺激になります。GKとしての感覚でいうと、良いモノをもっている選手がいっぱいいて、キープも上手いし、ドリブルも上手い。そういうところでは良い刺激になりますし、このままの流れでチームに戻れば、またプラスになると思う」と、代表合宿の3日間で感じた高いレベルを念頭に、週末のリーグ戦に向けて準備を再開する。

(取材・文 河合拓)