公募で当たらなくてもあきらめるな! IPO株の本当に儲かる買いタイミングとは?

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IPO(新規公開)銘柄を公募でゲットできるといいのだが、人気銘柄の公募当選は至難の業。でも、あきらめる必要はない。上場後のあるタイミングを待って買えば大きな利益が狙えるのだ。今回は発売中のダイヤモンド・ザイ10月号の特集「儲かる株と損する株の見分け方」中から、儲かるIPO株の狙い方を紹介しよう。

上場後に株価が下落中の株の中から
買うべき株に目を付けること!

 新規で上場する株(IPO株)がホットな話題を集めている。公募価格(当初の売り出し価格)を大幅に上回る初値(上場後最初に約定した価格)をつけ、その後も上昇するケースが相次いでいるからだ。IPO株とは、広く一般の人に取引してもらうため、株式を新たに上場した企業のこと。株式市場はどんな企業でも上場できるわけではなく、取引所が定めた基準を満たさなければならない。IPO株とは、それをクリアして株式市場デビューを果たした“期待のルーキー”なのだ。

 長期で見ると、ヤフー(4689)やセブン−イレブン(セブン&アイ・ホールディングス:3382)を上場直後に買っていれば、株価は利益の成長と並行するように100倍以上に上昇。ずっと保有しているだけで億万長者になれたわけで、そんな夢を見られるのがIPO投資の醍醐味だ。

 ただし将来性の高いIPO株はこうした上昇が狙えるだけに、人気も極めて高い。公募価格で買えるのは抽選に当たった人だけで、有望な株ほどその倍率も高い。何度申し込んでも当たったことがない人も多い。だがそれでも大丈夫。じつは公募価格で手に入らずとも、IPO株に投資するチャンスはある。公募価格を大幅に上回る初値をつけたIPO株でも、多くの場合、いったん株価が調整して初値を下回る局面がある。

 例えば3月26日に上場した今年のIPO株のスター株、CYBERDYNE(サイバーダイン:7779)。医療や介護分野で活用が期待されるロボットスーツを研究開発している筑波大学発のベンチャーで、初値は公募価格の2倍以上になった。しかし、その後もともと株を持っていたベンチャーキャピタルが利益確定の売りを出したことで株価は下落した。

 ただ、底値をつけた後は、事業の将来性の高さが評価され、株価は再び上昇。初値突破で株価が急騰し、現在の株価は初値の2倍以上になった。実力が本物と評価されたことに加え、含み損を抱えている投資家がいなくなったため需給でも上昇しやすい状況ができたのだ。

安くなったといって無理に買うのはNG、
反発が本物かどうかを確認してから買う!

 このように将来性があるIPO株は、いったん低迷しても必ず初値を突破してくる。そのときこそが、まさに絶好の買いチャンスなのだ。

 買いの手順としては、まずは初値を割り込んでいるIPO株に注目。ただし、安くなっても、即座に手を出すのは禁物。初値をつけた後はIPOのお祭り気分が解消され、実力がシビアに選別される。当然ながら、狙うべきは実力が評価され再度上昇に転じて初値を突破する株だ。

 IPO株は若い企業が多く、順調に成長すれば株価は大きく上昇するのだから、無理に底値で買う必要はない。底打ち後に初値を上抜いたら、上昇は本物と判断して買いを入れよう。

 では、現在の新規上昇して間もない銘柄の中に、第2、第3のCYBERDYNEはあるのか。

 IPO投資に詳しいフィスコの小川佳紀さんに、期待の銘柄をセレクトしてもらった。その中には、インターネット広告におけるビッグデータ分析を手掛けるフリークアウト(6094)のように、すでに初値をブレイクした銘柄もあれば、未達のものもある。だが、高い技術に定評のあるネット広告関連や、ニッチ分野を新規で開拓するなど、ビジネスモデルに高い評価がある点で共通。そして「将来の大化けを期待」という意味で、できるだけ若い企業からセレクトした。*画像をクリックすると最新の株価チャートがご覧になれます。

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