ガラタサライ移籍のパンデフ、代理人がナポリ指揮官を非難

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 ガラタサライは1日、ナポリのマケドニア代表FWゴラン・パンデフを獲得したと発表した。

 パンデフの代理人を務めるカルロ・パッラヴィチーノ氏が、ナポリのラファエル・ベニテス監督を非難した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が2日に報じている。

 パッラヴィチーノ氏は、「(ヴァルテル)マッツァーリ(監督、現・インテル)に代わってベニテスが(昨年夏に)監督に就いたことで、ゴランは大きな打撃を受けた。レギュラーから外れ、あまり調子が上がらずにプレーしていた。ベニテスはイタリアのリーグに向いていない。テクニカルな面だけを重点に置き、チームに活力とスピリットを与えることを知らない」と、辛辣なコメント。「私がアドバイスして、強く主張したことで、パンデフはナポリに来るために減俸を受け入れた。私はナポリの熱狂的な応援が、彼に熱意を与えて欲求を満たしてくれると確信していたし、実際にそうだった」と、話し、ベニテスが監督に就任したことで、パンデフを取り巻く環境が激変したことを強調した。

 現在31歳のパンデフは、2001年にマケドニアのベラシツァからインテルに加入。その後、複数のイタリアクラブを経て2004年にラツィオに入団し、2005年から3シーズン連続でリーグ戦2桁得点を記録するなど、チームのエースとして活躍した。2010年に再びインテルに移籍後、2011年からはナポリでプレーしていた。昨シーズンはセリエAで29試合に出場し、7得点を挙げている。