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4Kテレビの販売が好調だというが、実際の消費者心理はどうだろうか? ということで、マイナビニュース会員500人に4Kテレビに関するアンケートを実施し、第1回のレポートを先日掲載した。本稿では、4Kテレビへの買い替え時期や購入希望価格帯などの調査結果を報告しよう。

なお、現在発売されている4Kテレビ製品において、もっとも小さな画面サイズは40V型であるため、アンケート結果を「現39型以上のユーザー」と「現39型未満のユーザー」にセグメントして、考察していく。

○「4Kテレビ、いつ買うの?」→「5年後でしょ」

4Kテレビ、いつ買うの?」と聞かれて、「今でしょ!」と回答とした現39型以上のユーザーは、なんとゼロ。しかし、5年後まで範囲を広げると、39型以上のユーザーでは約40%、39型未満のユーザーでも約25%が4Kテレビに買い替えたいと考えている。5年後といえば、サッカー・ロシアW杯が終わり、東京オリンピックを翌年に控えている時期だ。

○「4Kテレビ、いくらなら買うの?」→「10万円ちょっとでしょ」

第1回のレポートで、「4Kテレビに"今すぐ"買い替えない理由」の1番に挙がったのが「製品の価格が高いから」という答えだ。では、ユーザーが考える妥当な購入金額はいくらだろうか?

この設問では、39型以上と39型未満のユーザーで大きな違いがみられた。39型以上のユーザーは、10万円台後半(15〜20万円)まで下がれば約20%、10万円台前半(10〜15万円)まで下がれば半数近く(48.9%)が、4Kテレビの購入に踏み切れると考えている。一方、39型未満のユーザーでは、10万円を切らなければ購入したくないという層が80%を超えた。

参考として以下、4K視聴体験の有無についてと、アンケート回答者が現在使用しているテレビの画面サイズの調査結果を掲載し、レポートを終了する。

調査時期:2014年7月30日〜2014年8月17日調査対象:マイナビニュース会員調査数:500件調査方法:インターネットログイン式アンケート

(阿部求己)