ウィリアム・カット

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1981年から3シーズンにわたって米ABCで放送され、人気を集めた『UFO時代のときめき飛行/アメリカン・ヒーロー』を、リブートする動きがあるようだ。米FOXがリブート版のパイロット製作にゴーサインを与えたことを、Deadline.comなどが報じた。

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『アメリカン・ヒーロー』は、高校教師のラルフ・ヒンクリー(ウィリアム・カット)をめぐる軽快なコメディ・ドラマ。ある日、UFOと遭遇したラルフは、赤いスーパースーツを与えられる。ところが取扱説明書をなくしてしまったため、空を飛んでは墜落を繰り返し、スーツに秘められた能力を使おうとしてドジばかり踏むことに。それでも、FBIのビル・マクスウェル(ロバート・カルプ)とコンビを組んで任務を遂行する。冴えないラルフがヒーローとして懸命に行動する姿が親近感を高め、ジョーイ・スキャベリーの歌う主題歌「Believe It Or Not」も大ヒットした。

そのリブート版において陣頭指揮をとるのは、映画『LEGO(R)ムービー』の監督・原案・脚本を担当したフィル・ロードとクリストファー・ミラー。脚本を担当するロドニー・ロスマン(『リベンジ・マッチ』)とともに製作総指揮を務める。また、オリジナル版のクリエイターだったスティーヴン・J・キャネルの娘で、現在多数のテレビ作品を監督しているターニャ・マキアナンも製作総指揮に名を連ねている。

今回のリブート版にあたって、主人公の名前はアイザックに変更。超能力を得られるスーパースーツを見つけたアイザックは、オリジナル版と同様、説明書をなくしたばかりに、超能力の使い方を試行錯誤しながら学ぶ羽目に陥る。さらには、アイザックとは別の目的をもつ政府関係者とも渡り合い、新たに得た超能力を他人のために使うか、自分のために利用するのかという選択で悩むことになるという。

日本でも多くのファンに愛された『アメリカン・ヒーロー』が、どのように装いを変えてリブートされるのか、楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)

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