代表新体制始動…長谷部「まだまだ成長できる。良い競争をしたい」

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 日本代表は1日、キリンチャレンジカップ2014に向けた合宿初日の練習を行った。

 記者団の取材に応じたフランクフルトMF長谷部誠は、「もちろん、監督がやるサッカーもそうですし、それ以外のピッチ外のところでもそうですけど、やろうとしていることをいち早く理解するというのが自分の中での特徴というか。そういうところを考えてやること、ピッチ内であれば戦術理解だったり、ピッチ外のことであればコミュニケーションを取ることだったりとか、そういうところは最初は特に気を配ってはいますけど」と、新体制での合宿に臨む姿勢を明かした。

 ハビエル・アギーレ新監督の下でのポジション争いについては、「うーん、生き残る、生き残らないというのは本当にシンプルなことで、ピッチの上で自分が必要とされているか、どうかというところだと思う。一番は、ピッチの上で証明するところだと思いますし、自分も30(歳)なのでね、次の若い世代もどんどん出てきて自分を追い抜いてもらうくらいじゃないと困るし、そして自分もまだまだ成長できると思っているので、良い競争をしたいなと思いますね」と、話した。

 また、アギーレ監督の印象については、「監督も明日、全員が揃ってから話すと言っていたので、今日くらいのことではあまりどういう印象というのはあまり言いたくはないんですけど」と、前置きしたうえで、「ただ、ファーストインスピレーションというか、ファーストコンタクトとしては、非常に経験のある監督だなと。自分も何十人もの監督とプロになってから一緒にやってきましたけど、ファーストコンタクトではそういう感覚を受けましたけどね」と、コメントした。

 アギーレ新体制の日本代表は、5日に札幌ドームでウルグアイ代表との初陣に臨み、9日に横浜国際総合競技場でベネズエラ代表と対戦する。