出会い系の「神待ち」女子中学生を自宅に泊めた男が逮捕 ネット上で熱い議論に

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警視庁捜査一課は8月30日、女子中学生(12)を自宅に連れ込んだ容疑で、東京・中野区の会社員・寺本慎吾(24)を逮捕。少女は8月23日から家出をしており、家族から捜索願いが出されていた。

調べによると、この少女は家出先からインターネットの出会い系サイトに「誰か泊めて」と投稿。同被疑者がそれに応じる形でやりとりを続け、8月27日の午後9時頃、待ち合わせ場所のJR中野駅前で、少女に「泊まっていくか。着替えを買ってやろう」と声をかけ、自宅へと連れ込んだ模様。しかしこの事件、そもそも家出中の少女からの要望に対し、同被疑者が「善意」で応じただけの可能性もあり、そのことから、実に様々な意見がネット上に飛び交っている。

「そのまま見過ごせばいいという風潮」
「みだらな行為で逮捕とは書いてないからな」
「自分で希望してついてきたのに逮捕とか」
「これ、男じゃなくて女がやっても捕まるんかな?」
「現役JCアイドルが田舎に泊まろうをやったらアウトということになるよな」
「馬鹿フェミがなんでもかんでも騒ぐから男は全部犯罪者扱いになるんだよ」

...と、全体を俯瞰してみると、概ね「泊めただけで逮捕というのはおかしい」という意見や、「そのまま見過ごしていたほうがよかったのか?」と、この行為で「逮捕される」ことに対して疑問を感じるといった声が目立つ。未成年の異性ということで、判断の難しい部分もあるが、少なくとも、かねてより有識者等から指摘されているように「複雑な世情に法が追い付いていない」という事実は、否定できないといった印象だ。

文・杉下薫