超映画批評

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8月30日に公開となった小栗旬主演の映画『ルパン三世』。スポーツ紙などでは「興行収入30億円突破確実の好スタート」とも報じられているが、ネットではあるサイトの批評がかなり話題になっているようだ。

『前田有一の超映画批評』(http://movie.maeda-y.com/)での『ルパン三世』の評、

邦画における「漫画原作の映画化」において、珍作ということで必ず話題に上るのが「ルパン三世 念力珍作戦」(74年)である。何十年たっても語り継がれるほど難しい題材なのに、それをまた実写にしようというのだからよほどの自信があるのだろうと思われたが、ふたを開ければ念力珍作戦を上回るトンデモ映画 であった。


から始まり

どの角度から見てもこれじゃない感満載の、よくぞここまで人はおかしなものを作れるものだと感心させられる驚愕の一本である。
おそらくこの映画を作った人は、日本人のルパンファンのために作っているわけではないのだろう。あわよくばアジアで高く売ろう、あっちの都合に日本の観客も合わせてくださいと、そういう傲慢さを感じてしまうのである。
確かにルパン三世は懐の深い作品で、いろいろな話が作れるのだが、14年版「ルパン三世」にはそれでも歴代作品にあった「ルパンらしさ」がほとんどない。センスのない人たちに大予算を与えると、かくもすごい作品が出来上がる。そんな見本といえるだろう。


と、かなり手厳しい。点数は100点満点中3点となっている。

同サイトは、かつて『デビルマン』に2点をつけて話題になったサイト。また、昨年公開された剛力彩芽さんがヒロインの『ガッチャマン』には4点をつけている。

参考:「剛力ジュンが、原作ファンを過激に挑発」超映画批評で『ガッチャマン』4点(100点満点中)
http://getnews.jp/archives/403198

今回、3点だったことでネットの一部では「ルパン三点」などと言われてしまっている模様であるが、果たして。

※画像は『前田有一の超映画批評』より