3ヶ月ぶりのツアー復帰でいきなり結果を残した武藤俊憲(撮影:ALBA)

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<アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日◇31日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,150ヤード・パー72)>
 3ヶ月ぶりのツアー復帰は上々の結果となった。国内男子ツアー「アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント」の最終日。トータル7アンダー8位タイから出た武藤俊憲が5バーディ・1ボギーの“68”をマーク。プレーオフ進出には1打及ばなかったが、それでも3ヶ月ぶりのトーナメントを3位タイで終えた。
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 最終組の2つ前でプレーした武藤はスタートの1番をバーディとすると、前半さらに7番でバーディ。上位陣が伸び悩む中、着実にスコアを伸ばして順位を上げると、バックナインでも3つのバーディを奪取。11番でこの日唯一のボギーを叩いたが、それでもスコアを4つ伸ばし、トータル11アンダーでホールアウトした。
 悔やまれるのは上がりの2ホールだった。17番パー3ではラインを読み切れずにバーディ逃し。プレーオフ進出のかかった最終18番パー5でも「ちょっと厚く入っちゃいましたね」とピンを大きくオーバー。チャンスホールでバーディを奪うことができず、復帰戦での優勝という快挙には届かなかった。
 それでも「〜全英への道〜ミズノオープン」で左足首を負傷して以来、久しぶりのトーナメント出場で3位タイ。開幕前には「4日間プレーすることが目標」と話していたが、サスペンデッドを挟むなどハードな条件となった今大会でこれだけの結果を残せことは後半戦に向けて大きな自信となっただろう。
 治療の初期には約5週間、全くゴルフをできない期間があったようだが、ゴルフの放送を見るなどして、これまでとは違う角度からゴルフを見つめ直した。その結果、今大会では冷静なコースマネジメントやウェッジでのタテの距離感の向上など、これまで課題だった部分を向上させることもできた。「ずっとゴルフしないで、待っていた甲斐がありました」。
 唯一心配されるのは4日間プレーしたことによって身体にどのような反応が出るかだ。武藤も「今は状態がいいので、わからないですが、明日の朝どうなるか…」と不安を口にした。「悪化させないようにしないといけないですね」。今大会で確信に変えた好感触を後半戦につなげるためにも、きっちり身体をケアして次戦に備えてほしい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>