申ジエ、完全優勝で今季3勝目!(撮影:ALBA)

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<ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日◇31日◇恵庭カントリー倶楽部(6,522ヤード・パー72)>
 北海道にある恵庭カントリー倶楽部を舞台に開催された国内女子ツアー「ニトリレディスゴルフトーナメント」の最終日。初日から首位を走る申ジエ(韓国)がこの日も2バーディ・ノーボギーの安定したプレーでスコアを2つ伸ばしトータル8アンダーで優勝、今季3勝目を挙げた。

 申は前半でスコアを伸ばせず藤田幸希とイ・ボミ(韓国)に追いつかれる。しかし、「勝負はバックナインだと思っていた」と焦ることなく、いつものリズムでにこやかにプレー。そして、「ミスをしないことが大事。あとはチャンスが来るのをじっと待っていた」と難コースで粘りのプレーでパーを重ねると13番で10メートルのロングパットを沈めこの日初のバーディを奪う。
 15番でも5メートルを入れてスコアを伸ばした申。このホールは練習ラウンドの時に2回も池ポチャしたそうだが、初日と最終日にバーディを奪い「大好きなホールになりました(笑)」と笑った。
 このバーディで勝負を決め、終わってみれば2位に3打差をつけ3日間首位をゆずらず完全優勝。多くの選手が難しいピンポジションに苦戦する中、ほぼ完璧なプレーで今季3回目の栄冠をつかみとった。北海道の試合はこれで2連勝。さすがは米国ツアーの賞金女王に輝いたことがある実力者、洋芝では強さをみせた。
 今季の序盤は日本のグリーンに適応できずショートパットに苦しんだが、慣れてきたことに加え、6月の「サントリーレディス」からパターを2ボールタイプに変えたことで好調に、現在は平均パット数でトップとなっている。この勝利で賞金ランクは4位に浮上、賞金女王の座も視界に捉えた。
 今月の「meijiカップ」では優勝副賞の『明治製品10年分』を「恵まれない子供たちや日本人の方に寄付したい」と寄付する意向を示した申。今度は広島県でおきた土砂災害の被災者のために賞金の一部を寄付することを考えているという。日本ツアーで暖かい声援を受け、「日本の方にいただいてばかりだったけど、私からもかえしていかないと」と恩返しの気持ちがあるという。心優しい申、日本のファンからの声援を力に変え、残りの試合でも勝ち星を積み重ねにいく。
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