南日本放送は、不正アクセスによりメール配信サービス「ふるぷりネット」の個人情報が流出していたと発表した。写真は同社がWebサイトで公開したお詫び文書。

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 鹿児島県を放送地域とする南日本放送(TBS、JRN、NRN系)は29日、不正アクセスによりメール配信サービス「ふるぷりネット」の個人情報が流出していたと発表した。

 流出したのは、気象情報や桜島の噴火情報などをメールで配信する「ぷるぷりネット」の会員のうち、2012年10月31日まで使用していたデータベースに登録されていた2万828人分の個人情報。流出した個人情報は、メールアドレス、パスワード、郵便番号、電話番号、生年月日、だという。

 同社は謝罪するとともに、利用者にパスワードを変更するよう呼びかけている。また、不審なメールや心当たりのないメールが届いた場合には開かないようにするようにも呼びかけている。

 同社では、「ふるぷりネット」のメール配信はしばらく休止するとしている。