全国のパチスロ好き激突!「日本回胴王決定戦」で″パチスロ歴13年の男″が実力を試してみた

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パチスロの全国大会なるものがあることを、みなさんはご存知だろうか? スロッター(パチスロをする人)の頂点、その名も“回胴王”を決めるイベント、それが「日本回胴王決定戦」だ。しかも、今年で2回目の開催だという。いったいこのイベントはどんなことになっているのか、東京予選が開催されるということで潜入してみた。

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■全国で約4700名がエントリー!

まったく知らなかったのだが、第1回大会には全国から3360名の応募者があり、今年はさらに上回る4699名のエントリーがあったという、なかなかの盛り上がりを見せているイベントだった。

今年は、仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の全国5ヵ所で予選が行われ、予選を通過した58名が9月6日(土)の準決勝に進み、さらに勝ち残った12名が9月7日(日)の決勝戦で競い合う。しかも、優勝賞品は「ラスベガス ペア旅行」という豪華さなのだ!

受付はすでに闘志を燃やすスロッターたちで熱気ムンムン。受付をすませた出場者からは、「ウェイティングルーム」へと移動する。

参加者は男性が多いのだが、女性の参加者も1〜2割ほど。コスプレしている方もいて、なかなか華やかだ。大会に出場するくらいだから、腕に覚えのある者ばかりであるに違いないが、「パチスロライター」というパチスロ雑誌やウェブなどで活躍するライターも数名参加していて、言わばパチスロを知り尽くした「プロ」たちとも戦わなくてはならない。

■筆記試験、気になる問題は?

すでに緊張感が漂う中、この会場では細かな競技説明が行われた後に、なんと「筆記テスト」が待っていた! 実は予選はここから始まっていて、1問正解につきメダル20枚をもらうことができ、全問正解で600枚を獲得することができるから、バカにもできない。

パチスロに関するマニアックな問題からユニークなものまで30問が出題され、まずは、パチスロの「知識」で競い合う。真剣な表情で15分間の静かな戦いが繰り広げられた。

■パチスロ歴13年の理論派スロッターに密着!

今回は、東京予選の第2クールでひとりの方に密着取材をお願いした。お名前は、鶴田雄大さん(31)。職業は俳優さんなのだが、18歳からスロットで生計を立てているという実力の持ち主。

スロットを始めた時から収支表を付けるほどの入れ込みようで、情報収集や台の見極めなど、常に研究を怠らない理論派スロッターだ。

最初、鶴田さんは、「スロットの知識は誰にも負けないと思っています!」と自信満々だったが、全台最高設定で立ち回りが出来なく、運のみの勝負という大会ルールを知るうちに、「勝てる気がしないですね」とだんだんと弱気に。

今年使用されている機種は、あの人気時代劇の実写の名場面やアニメーションが楽しめる「パチスロ必殺仕事人」。「まだ1度も『パチスロ必殺仕事人』をやったことがないんです。なので、ビギナーズラックに期待します!」と言葉を残し、会場へと入場していった。

■ついにスタート! 老若男女が死闘を開始

ズラリとパチスロ台が並ぶ予選会場には、只ならぬ緊張感が漂っていた。台を背中に向けて待機する出場者たちは、真剣な表情で開始時間を待っている。

開始時間を告げるカウントダウンが会場に鳴り響き、18時、3時間にわたるガチンコ勝負がスタート! 台に向き直ったスロッターたちは一斉にパチスロを打ち始めた。

最初に1000枚のメダルが与えられ、最終的にメダル数が多い7名が準決勝に進むことができる。熱気が立ち込める中、開始10分もたたないうちから、周囲の台が次々と当たり始め、会場全体がますます熱を帯びてきた。

この大会の模様は、ニコニコ生放送で完全中継され、よしもと芸人たちが実況と現場レポートでさらに盛り上げている。

18時27分、鶴田さんにもついに当たりが! 4連チャンで止まってしまったが、18時55分、ふたたび大当たり! そこから、当たりが継続し、19時24分には10連チャンを達成! このまま続けば、準決勝も夢ではない。

■3時間の決戦が終了、結果は果たして?

19時30分。開始から90分が経ったところで、「筆記テスト」の結果のコインが配られていく。鶴田さんは、30問中18問正解で360枚ゲット!

これでさらに勢いが増す、そう思った矢先、13連チャンしたところでストップ。この後、何度かチャンスはあったが、当たりが出ることはなかった。

3時間の長い戦いが終わると、別の会場で予選通過者の発表が行われた。1位から順に最終獲得メダル枚数と名前が呼ばれ、檀上でインタビュー。

予選通過者たちに共通していたのは、パチスロへの愛。パチスロが好きだという強い気持ちが、幸運を引き当てるのかもしれない。今回通過できなかったスロッターたちも、さっぱりとした笑顔で拍手で讃えていた。

鶴田さんはというと、最終的にメダルは、837枚、結果は80人中55位という結果になった。

感想を尋ねると、「僕はヒキが弱くて…。同じ台しか打てないと実力が出せないですね」とコメント。予選では同じ台しか打てないルールだったが、実は準決勝、決勝は、台移動が可能になるという。

予選を通過することができれば、鶴田さんのパチスロ経験も活きたのかもしれない。それでも鶴田さんは、「機会があれば来年もやりたいですね。おもしろかったです!」と満足そうだった。

大会はこの後、8月30日(土)に大阪予選、31日(日)に仙台予選が残っている。実は、これからでも、出場のチャンスが残されている。なんらかの事情で当日出場できなかった出場枠が、補欠抽選というカタチで解放されるのだ。

ちなみに今回密着した東京予選第2シードでは、15名が補欠抽選で参加している。腕に覚えのある方は参加してみてはいかがだろう。

また、抽選にはずれたとしても、会場には「観覧エリア」が設けられているので、予選の行方を最後まで見守ることもできる。観覧だけでも参加OKだから、まずは「日本回胴王決定戦」の会場に足を運んでみてほしい。

また今後の大会もニコニコ生放送で随時配信していくので、自宅からでも白熱の大会の模様を感じてみてはいかがだろうか。

「日本回胴王決定戦」大会は9月7日(日)まで!
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