招集レター届くも…香川と原口は負傷で見送り

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 今季公式戦初出場初先発となった26日のキャピタル・ワン杯MKドンズ(3部)戦の前半20分に相手選手と接触して脳震盪を起こし、途中交代でベンチに下がっていたFW香川真司(マンチェスター・U)と、ブンデスリーガ開幕戦デビューとなった23日のブレーメン戦の試合終了間際に肩関節を負傷したFW原口元気(ヘルタ)が、ケガを理由にアギーレジャパン初陣への招集を見送られた。

 日本サッカー協会はすでに2人の所属クラブに「招集確定」のレターを送付済みだったが、原博実専務理事は「クラブと連絡を取り、今回はメンバーから外した」と説明。「ケガの詳細については話せないが、ドクター同士で今回の招集期間に100%でプレーできる可能性を話したとき、難しいだろうということになった。日本まで移動する長い時間も考慮した」と話した。欧州でのデビュー戦で2得点に絡む活躍を見せた原口にとっては、不運なタイミングでのケガとなった。

 ユナイテッドで出場機会を大幅に失い、スペインリーグへの移籍話が引きも切らない状況となっている香川については、昨シーズンまでスペインリーグで指揮を執っていたハビエル・アギーレ監督も“特別”に言及した。指揮官は、「招集した選手に敬意を払う意味でも、招集しなかった選手について話をしたくない」と前置きしたうえで、「ただ香川は最初のリストに入っていたので例外的にコメントする」と言った。そして「スペインリーグはイングランドのリーグとは少し違うと思う。しかし、シンジがプレーできるビッグクラブはどちらにもあり、彼は通用すると思う」と語り、今後への期待を見せた。

(取材・文 矢内由美子)