歴史を物語る華麗な名品が集結!サントリー美術館でボヘミアン・グラス展

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ヨーロッパの王侯貴族に愛されてきた、チェコ共和国の伝統産業であるボヘミアン・グラス。「世界で一番美しい都」といわれる首都・プラハの街に行って、こんなグラスで極上のシャンパンを味わえたら・・・!

六本木のサントリー美術館では、9月28日(日)まで「プラハ国立美術工芸博物館所蔵 耀きの静と動 ボヘミアン・グラス」展を開催。ガラス製造の歴史が始まった中世から現代にいたるまでの変遷を、主な作品とともにたどる壮大な叙事詩のような展覧会は、見ごたえ十分!

会場は、ボヘミアでガラス製造が盛んになった14〜15世紀から21世紀の現代までを、第1章から第7章までに分け、進化し続けるグラスアートの歴史を時代ごとに見てゆく、という構成。どの時代の作品もそれぞれに美しいけれど、大人女子としては、やはりボヘミアン・グラスが絶頂期を迎えた18世紀前半、バロック期の展示には注目したいもの。この時代は画像や文字を彫刻するエングレーヴィングの技術を多用した上質な器が多く作られていた上に、さまざまな色ガラスの技法も進んで、ボヘミアン・グラスの装飾テクニックが頂点に達した時期。この頃の洗練されたボヘミアン・グラスで、あのマリー・アントワネットもチョコレート・ドリンクを飲んでいたかも。

「15世紀の貴族が使用したゴブレットから、現代の自由な表現力があふれる作品まで、ボヘミアン・グラスの多様な変遷をご覧ください」と、広報担当の斎藤さん。

ガラスの端正で静謐なたたずまい、時代を雄弁に語るデザイン、ダイナミックなフォルム。それぞれの時代に愛された、ボヘミアン・グラスの多彩な表情を楽しんで!