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島津製作所は8月25日、イメージング質量顕微鏡「iMScope TRIO」の発売を発表した。

同製品は2013年4月に発売された「iMScope」の後継機にあたり、質量分析イメージ、光学画像、定性分析という「iMScope」のもつ3つの特長をさらに発展させたもの。欧州連合(EU)の有害物質使用規制であるRoHS指令および安全などの規制であるCEマークに対応しており、従来の「iMScope」の販売地域に加えて、先進的な質量分析イメージングを実施している研究機関が多く存在する欧州およびロシア地域でも販売するという。

前世代機にあたる「iMScope」は科学技術振興機構(JST)の先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として得られた成果を製品化したもの。光学顕微鏡の観察画像と大気圧下における質量分析で得られた5μmという高解像度の分子の分布画像を重ねて見ることのできる世界初の製品として最先端の研究開発で活用されている。

同社は今後、がん研究、脳機能解析などの基礎研究や、DDS(DrugDelivery System:薬物送達システム)、脂質解析などのアプリケーションをさらに開発し、需要が高まっている臨床診断分野における効果的なツールとして年間で20台の販売を目指すという。