ブルー&グリーンプロジェクトのイメージキャラクターを務める谷花音さん

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ベターリビングと日本ガス体エネルギー普及促進協議会が共催する「ブルー&グリーンプロジェクト」は2014年8月6日、「省エネ型ガス機器の普及」にあわせて行う「植樹活動」の拠点を海外から日本に移すことを発表した。今後は、東日本大震災で流失した「高田松原(岩手県陸前高田市)」の再生活動を支援する。

家庭のエネルギー消費のうち、約3分の1が「給湯」による

「ブルー&グリーンプロジェクト」は、同財団が認定する省エネ型ガス給湯・暖房機(エコジョーズ、エネファーム、エコウィル)等の普及にあわせて植樹活動の支援を行い「省エネ機器の普及」と「植樹活動」のW効果で環境保全を目指す取組み。同プロジェクトのロゴマークのブルーは、環境保全に貢献する高効率省エネ型ガス機器の炎を、グリーンは植樹により広がる緑を表している。

日本ガス体エネルギー普及促進協議会によると、実は家庭のエネルギー消費のうち、約3分の1が「給湯」によるという。そのため、「省エネ機器の普及」で中心的役割を担うと期待されるのが、給湯熱効率を高めた潜熱回収型ガス給湯器「エコジョーズ」だ。

同協議会は「『エコジョーズ』は、ひとことで言えば『余った熱をご家庭でリサイクルできる給湯器』。湯をわかす際に発生する高温の熱を、従来のように空気中に捨てるのではなく、回収して再びお湯をつくるのに活用。給湯熱効率を従来の約80%から95%にアップさせ、二酸化炭素(CO2)排出量を約13%も削減でき、加えてガス使用量も約13%の削減が可能。ご家庭にも経済的メリットをもたらすことから、『エコジョーズ』の社会的役割は非常に大きいと言え、普及することで、社会に大きなインパクトを与えることができます」とアピール。

また、「消費者へのキャンペーンに加えて、施工方法の教育や商品性の向上を進めることで、2013年3月までに国内で新たに設置されるガス給湯器をエコジョーズ化していこうという取り組みを行ってきました。さらに2020年までに2000万台の普及を目指して継続して活動をしていきます」という。

06年6月からスタートしたプロジェクトの第一ステージでは、対象機器1 台の普及につきベトナムで1 本の植樹をおこない、14年3月までに累計380万台の普及と380万本の植樹を達成。機器の普及と樹木の成長によるCO2 削減効果は年間105 万トンで、これは日本の家庭約21 万世帯の年間CO2排出量に相当するという。

今後の植樹の拠点となる陸前高田市では、現在、岩手県により東日本大震災で流失した沿岸2キロに防潮堤の整備が進められており、高田松原は1線堤と2線堤の間に再生が予定されている。その一部に高田松原を守る会など市民による植栽・保育エリアの設定が検討されており、「ブルー&グリーンプロジェクト」では今後この取り組みを支援していく。

同協議会は、今回の取り組みについて「『エコジョーズ』は、交換するだけで誰でも省エネをすることができる商品です。『ブルー&グリーンプロジェクト』をきっかけに、家庭でできる省エネやCO2削減に一層の関心をもっていただきたいと思います」とコメントしている。