共通商品券PR動画のワンシーン

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日本百貨店協会(会長・茶村俊一J.フロントリテイリング会長)は2014年8月、「全国百貨店共通商品券」と「百貨店ギフトカード」を、若年層を中心にもっと多くの消費者に知ってもらい、流通・使用の拡大を促そうと、それぞれのPR動画を作成し公開を始めた。消費環境の変化のなか、通販などの新業態ではできない、業界一丸となっての顧客の開拓をしようとの試みだ。

意外な展開に、あ!そういうのもあるんだ

このところ父親とコミュニケーション不足を懸念している娘がその解決策を探している。思い当ったのが、父親の勤続30年の祝い。百貨店の紳士物売り場へ出向き、女性の販売員に相談にのってもらう…。

―-商品券のPR動画の冒頭部分だ。

「販売員さん」の親切な応対に感激する娘。アドバイスでそろえたギフトを喜ぶ父。えっ! 商品券は?

PR動画は、エンディング寸前までのほぼ全編で、百貨店での買い物の良さや楽しさが強調される。動画のオープニングで娘はインターネットでギフトを探すのだが見つからない。続くシーンの数々では、それとは対照的に、百貨店でのショッピングの充実ぶりが描かれる。

そして…。商品券がついに登場、父から娘に、ギフトのお返しとして贈られる。「これでなんでも好きなものを買いなさい」。娘は、あの百貨店でまた買い物ができる、と弾けるような笑顔になった。

このPR動画は、動画そのものというより、静止画を組み合わせたようにして動画仕立てにしており、ストーリー展開に味わい深さを加えている。また、商品券の贈り主が娘ではなく父親であることで意表をつき、新しいといえる利用法を提案したものだ。

一方、ギフトカードのPR動画は、女性が「先輩」の男性に、見送りにきた空港で、「自分の好きなものを」とカードを渡し、男性はそれを手に出発するというもの。商品券が金券の"束"になるのに対し、持ち歩きも支払も1枚で済む手軽さと、よりパーソナルな間柄でのギフトに適していることを強調するよう演出されている。

これらの動画は、YouTube(ユーチューブ)や日本百貨店協会ホームページ、一部の百貨店店頭などで公開中。