マンUのFWウェルベックがトッテナムへの移籍を希望か…英紙報道

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 日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・Uのイングランド代表FWダニー・ウェルベックがトッテナムへの移籍を希望していると、イギリス紙『デイリーミラー』が報じている。

 同紙によると、センターフォワードの補強を狙っているトッテナムも、マウリシオ・ポチェッティーノ監督がウェルベックを獲得しセンターフォワードで起用したいと考えており、同クラブのダニエル・レヴィ会長は同選手の獲得に1500万ポンド(約25億8000万円)の支出を許可したと伝えられている。

 23歳のウェルベックも、センターフォワードでのプレーを望んでいるが、同クラブには、イングランド代表FWウェイン・ルーニーとオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーの絶対的なエースがおり、同ポジションでの出場機会は少ない。また、サイドでの起用は多いが、移籍間近と報じられているレアル・マドリード所属のアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアが加入すればさらに出場機会が減ることになる。

 そのため、ウェルベックは移籍を希望しており、クラブ側もマンチェスター・Uとの契約を2年残す同選手を、契約満了を迎える前に移籍させたい考え。さらにルイス・ファン・ハール監督も退団の許可を出したと、以前から報じられている。

 マンチェスター・Uの下部組織出身のウェルベックは、2008年11月のストーク戦でデビュー。初出場となった同試合でプレミアリーグ初ゴールを決めている。イングランド代表には2011年3月にデビューし、ブラジル・ワールドカップの代表メンバーにも選出され、グループリーグのイタリア戦とウルグアイ戦に出場している。