2位の上田桃子、3打差あるが逆転を狙い最終日に臨む(撮影:米山聡明)

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<CAT Ladies 2日目◇23日◇大箱根カントリークラブ(6,701ヤード・パー73)>
 神奈川県にある大箱根カントリークラブを舞台に開催中の国内女子ツアー「CAT Ladies」の2日目。3位タイからスタートした上田桃子が、荒天で周りが苦しむ中でしっかりスコアを伸ばし、単独2位に浮上した。

 「笑っちゃうくらい風と雨が強かった」という悪天候の中スタートした上田。2番でボギーを先行させるが、「こういう天候の中のゴルフを嫌だと思わずプレーしようと」と気持ちを切らさないよう心がけプレー。4番では残り116ヤードのセカンドショットを1メートルにつけ、スコアをイーブンに戻すと、そこからはパーで凌ぎ前半を終える。
 後半をスタートする頃には雨も上がり、時折晴れ間も見せる天気に。すると良くなった天気に呼応するかのように、11番でのセカンドショット。「練習ラウンドでなんども練習したピン位置。イメージ通り」とピンにぴったりとつけ後半はバーディを先行させた。15番でも再び1メートルのバーディパットをきっちり決めてスコアを伸ばす。結局この日は3バーディ・1ボギーの“71”でラウンド。きっちりスコアを伸ばし好位置でムービングサタデーを終えた。
 「こういった天候の中で良い攻めができた」と納得の上田。自分のイメージをしっかり持ち、距離と番手がはまった時にしっかり攻めスコアを伸ばした。そんなこの日のプレーを「自信を持って最後までプレーできました。1ボギー、満足です」と振り返った。
 ここまでの2ヶ月“最悪の状況”を想定してプレーしてきたという上田。それは決して心地よいものではなく、ストレスのかかるもの。しかし、そんなゴルフを経験したことで「想定の幅が広がり、ゴルフの幅が広がった。攻めていけるという感覚も磨けた」と上田のゴルフを一つ上のレベルに導いた。
 首位と3打差だが優勝の見える位置で迎える最終日。「今週は良いゴルフが出来ているので、自信を持って最後までやりきる」と今日までの良い流れを継続させる構えだ。そして「“勝ちに行く”という気持ちよりも“勝てる”という強い気持ちを持ってやりたい」と誰よりも強い気持ちで2011年の「ミズノクラシック」以来約3年ぶりの優勝を狙う。
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