保育施設に通う乳幼児と預けていない乳幼児の感染症罹患率の差と留意点について

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バイオ医薬品企業であるアッヴィ合同会社では、「保育施設に通う乳幼児の健康とRSウイルス感染症」に関する意識調査を実施した。調査対象者は、全国の2歳未満の乳幼児を持つ母親1,030名。

RSウイルス感染症は、毎年冬に流行する乳幼児の代表的な呼吸器感染症であるが、この感染症について、「どのような病気か知っている」と回答したのは31.7%で、それ以外の約7割が、「名前は聞いたことがある」あるいは「知らない」と回答した。


また、RSウイルス感染症対策にも有効な、基本的な感染症対策である手洗いやうがい、そしてマスクの着用など、「子どもの感染症予防で“日頃から”心がけていること」についての回答は、「外から帰ったらしっかりと手洗いをさせる」(54.0%)、「外から帰ったらしっかりとうがいをさせる」(16.6%)、「自分や家族が風邪をひいたときには、室内でもマスクをする」(54.7%)という結果で、徹底できているとは言い難い結果が明らかになった。

なお、今回の調査対象者のうち半数は保育園に子どもを預けている母親で、残り半数が保育園に子どもを預けていない母親であったが、保育園に預けられている子どもは、預けていない子どもに比べて感染症への罹患率が高く、たとえば「RS感染症」の場合は13.6% 対 5.4%で、そのほか「ヘルパンギーナ」(14.1% 対 5.6%)、「インフルエンザ」(13.0% 対 4.3%)、「プール熱」(12.6% 対 2.9%)であり、「突発性発疹」にいたっては46.5% 対 22.2%という開きであった。

この結果について、今回の調査の監修者である峯小児科医院の峯真人院長は、「保育施設では、年齢も健康状態も異なる乳幼児が集団生活を行っており、感染症への罹患は避けては通れません。ご家族も感染症について十分な知識を持ち、しっかりとした手洗いなど、家庭でできる適切な対策を日常的に行い、大人自身も自らの体調に気を配り、お互いに保育施設に感染症を持ち込まないような工夫をすることが子どもたちを感染症から守ることにつながります。」とコメントしている。