ミギー役を演じる阿部サダヲ ©映画「寄生獣」製作委員会

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岩明均原作の映画『寄生獣』の追加キャストが発表された。

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今回発表されたのは、染谷将太演じる主人公・泉新一の右手に宿るパラサイト「ミギー」役の阿部サダヲ。阿部はCGとして表現されるミギーの声だけでなく、全身にモーションキャプチャースーツ、頭部にはヘッドマウントカメラを装着し、ミギーの動きを演じたという。また撮影は他のキャストよりも早い2013年11月から行われたとのこと。

なお、本日8月22日21:00から日本テレビ系で放送される『金曜ロードSHOW!』内で、実写版ミギーの声と動きが盛り込まれた特別映像が公開されるとのこと。

映画『寄生獣』の監督・脚本・VFXを手掛けたのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや現在公開中の映画『STAND BY ME ドラえもん』でメガホンをとったほか、伊丹十三作品でSFXやデジタル合成を手掛けた山崎貴。共同脚本はドラマ『リーガル・ハイ』の古沢良太が務める。2部作の第1部にあたる『寄生獣』は11月29日から、第2部にあたる『寄生獣 完結編(仮)』は2015年に全国東宝系で公開。さらにアニメプロジェクトも進行しており、今秋に日本テレビで放送を予定している。

■阿部サダヲのコメント
原作は、何年か前に「すごいマンガがあるよ!」と薦められて読みました。発想がすごくて面白いなと思いながら読みました。ミギーってすごく印象的だしいい役なので、ミギー役に決まった時「僕でいいんですか?」と思いましたが嬉しかったです。声だけでなく、モーションキャプチャースーツを着て動きも演じると聞いた時からドキドキし始めました(笑)。もともとそんな撮影をするって知らなかったんです。(最初は)いけるなって思ったんですけどそうでもなかったです(笑)。みんなが撮影を始める前に自分だけ撮影が始まったので、孤独でした。染谷君だけいてくれて一度テストで合わせるけど、本番になるといないんです。(モーションキャプチャ用の)カメラが自分の周り至る所にあるので、誰も中に入ってこられなくて・・・。でも実際に動くミギーを見て、少し孤独ではなくなりました。自分が演じているのに、ミギーを見ると「いいぞ!」って思える。(自分の)子供じゃないけれどすごく愛おしいんですよ。ミギーには本当にがんばって欲しいです。完成がすごく楽しみです。共演者にも会っていないしロケ地も一ヶ所も見ていない。スクリーンで初めて観るんです。僕が一番よいお客さんになるかもしれないです。

■染谷将太のコメント
ミギーと5ヶ月も現場を共にしました。それを作り上げていただけたのが阿部サダヲさんでした。とても愛らしくスイートなミギーを見事に演じてくださりました。撮影に入る前に声録りとミギーの動きのモーションキャプチャーを阿部さんと一緒に作りました。それを土台にして現場で自分とミギーの大冒険を作りました。CGとのお芝居ではあったのですがデジタルという素材に生を吹き込んでいただけたおかげで現場であたかもミギーとお芝居をしている感覚になりました。自分にはミギーが見えてました。

■山崎貴監督のコメント
ミギーというキャラクターはとてもドライな存在で、あまり感情を台詞にのせることはできません。それを魅力的にこなすには、実は通常の芝居の何倍もの難しさがあると思います。そんな難役を誰にやってもらうか…スタッフとの会議で出てきた“阿部サダヲ”という名前は、そこに居る誰もが一発で納得する説得力がありました。阿部さんには声のみならずパフォーマンスキャプチャーにも挑戦してもらいミギーという存在の核となる部分を作ってもらいました。早く阿部さん演じるミギーを皆さんに紹介したくてうずうずしています。