写真提供:マイナビニュース

写真拡大

●松山英樹が世界で戦うためのギア“SRIXON NEW Zシリーズ”デビュー!7月17日と18日の2日間にわたり、東京都の品川インターシティホールでダンロップの「2014年秋のゴルフ用品新製品」の展示発表会が行われた。ダンロップスポーツは、ゴルフを嗜む人には言わずと知れた大人気ブランド『XXIO - ゼクシオ』のメーカーであり、アスリート向けブランド『SRIXON - スリクソン』のメーカーだ。今回の発表会の目玉は、なんといってもアメリカのPGAツアーで初優勝を果たした松山英樹プロが使用予定の「SRIXON NEW Zシリーズ」。いったいどんなクラブなのか、メーカーの担当者に詳しく話を聞いた。

○松山英樹プロは、最新ドライバーのテストで飛距離アップ!

会場で一際注目を集めていたのが、2年ぶりにモデルチェンジした「SRIXON NEW Zシリーズ」。ドライバーとアイアンがそれぞれ3モデル、フェアウェイウッドとハイブリッドが各2モデルとアイアン型ユーティリティが用意され、プロが試合で使うことを前提に開発されたクラブだけあってどのクラブも精悍な印象だ。率直な感想として、デザインがとてもカッコいい。

最新ドライバーの性能面も気になる。どんな特徴があって、従来のモデルからどのように進化しているのだろうか。会場でさっそく、商品企画担当の和田祐二さんに詳しくお話を聞いてみた。

「ご存じのとおりSRIXONは、プロやアスリート、若手のゴルファーを対象としたブランドです。ダンロップには年齢層が高いゴルファー向けの『XXIO』というブランドもありますので、これまで以上に2つのブランドの差別化を図るべく、新しい「SRIXON NEW Zシリーズ」は、外観のデザインにおいてもアスリート色を強く打ち出しました。もちろん性能的にも、しっかりとした打ち応えがあり、上昇志向を持つゴルファー向けのクラブとなっています」(和田さん)

「いちばんの特徴は、ブースターカップフェースと名付けた新構造のフェースを採用しているところです。文字どおりフェースの形状をカップ型にすることによって、従来モデルよりもスイートエリアを35%拡大(※『Z545 ドライバー』)しています。たとえプロやアスリートであってもドライバーにはやさしさを求めますし、多少ミスヒットしても飛距離が落ちないので、もちろんアマチュアゴルファーにも恩恵があります。これまでより安定して遠くへ飛ばせるように進化していますよ。

すでに松山英樹プロにも新しいドライバーをテストしてもらいましたが、彼が現在使っているモデルよりも、この新ドライバーは、飛距離がアップしていました。正直にメーカー側から言わせてもらうと、新しく採用したカップフェース構造は従来よりも製造コストが掛かってしまうので、採算を考えるとツライ(笑)。けれど、今回の新モデルは、採算を度外視してまでも飛びにこだわったモデルなんです」

ダンロップ独自のブースターカップフェース構造は、ドライバーだけでなく、特定の番手やモデルのフェアウェイウッドやハイブリッドにも採用されている。近年では「飛ばせるフェアウェイウッド」がゴルファーの間で人気だが、SRIXONの新しいフェアウェイウッドも、かなり飛ばせるように進化しているとのことだ。

○アマチュアゴルファーにオススメのモデルは?

ドライバーには3つのモデルが用意されているが、アマチュアゴルファーは、ズバリどのモデルを選べばいいのだろうか?

「3モデルの大きな違いは、ヘッド体積(ヘッドの大きさ)の違いです。もっとも球が上がりやすく、やさしく打てるのがヘッド体積460 cm3(立方センチメートル)の『Z545 ドライバー』。このモデルは、若手の初心者ゴルファーにも扱いやすいと思いますよ。もう少し球筋をコントロールしたいというアスリートゴルファーには、ヘッド体積430cm3の『Z745 ドライバー』がオススメ。これはプロの使用率がいちばん高そうなモデルです。そして小ぶりのヘッドでコントロール性能を重視し、振り抜きの良さを求める人のために400cm3の『Z945 ドライバー』を数量限定でご用意しています。こちらも一部のプロが使用予定ですが、ぜひ上昇志向ゴルファーに打っていただきたい逸品です」(和田さん)

では、キャディバッグに入れるクラブを丸ごと「SRIXON NEW Zシリーズ」にすると、どんなセッティングがいいのだろうか?初心者にオススメのセッティングを教えていただいた。

「若手の初心者ゴルファーを想定すると、最初はやさしいモデルをチョイスして上達を目指してほしいですね。ドライバーは『Z545 ドライバー』、フェアウェイウッドは『F45』の3番と5番、ハイブリッドは『H45』の4番、アイアンはヘッドが大きくてやさしく打てる『Z545 アイアン』を5番から使うのがいいと思いますよ!」(和田さん)

これらの新モデルから「SRIXON NEW Zシリーズ」は、世界中で展開されるグローバルモデルとなる。松山英樹プロだけでなく、アメリカPGAツアーの若き実力者であるキーガン・ブラドリーや、中堅プロとして世界のツアーで活躍中のグレイム・マクダウエルなどの海外選手も「SRIXON NEW Zシリーズ」を手にして戦う予定だ。

●先行試打会も開催予定また、そんな本格的なアスリート向けクラブであるにも関わらず、意外と「SRIXON NEW Zシリーズ」は価格もお手頃。上記の最新セットは、およそ実勢価格20万円弱で手に入る。使う道具にもこだわって上達を目指すゴルファーには、かなりオススメのクラブと言えるだろう。発売は9月19日予定だが、発売前に打てる先行試打会も開催予定とのこと。まずはこの機会に試打してみては?

○松山英樹や石川遼が使うボールにも注目!

近年、ゴルファーの間で評価が高まっているのが、SRIXONのスピン系ボール。松山英樹プロや石川遼プロを筆頭に試合で使っているプロも多く、国内女子ツアーでは使用率ナンバーワンを誇り、今年は男子ツアーでも20年ぶりに使用率ナンバーワンに返り咲いた。いま注目が高まっている、ボールについても商品企画担当の小野琢也さんにお話を聞いてみた。

「プロやアスリートには、アプローチでのスピン性能を重視した『Z-STAR』と『Z-STAR XV』が人気です。2モデルのいちばんの違いは、打ったときのフィーリング。松山英樹プロや石川遼プロが使っているのは『Z-STAR XV』というモデルで、こちらは打感がしっかりしていて、ヘッドスピードの速いゴルファーがドライバーで打ったときに、スピン量を抑えて飛ばせるモデルになっています。

ただし、ヘッドスピードが速くないとボール本来の性能をいかしづらいので、多くのアマチュアゴルファーには、『Z-STAR』のほうがオススメです。フィーリングもソフトに感じられますし、『Z-STAR XV』よりも高い弾道が得られます。もちろん、プロのなかにも『Z-STAR』を好んでチョイスする選手も多いです」(小野さん)

ウェッジでアプローチを打ったときにボールがキュキュッと止まるのは、アマチュアゴルファーの憧れ。SRIXONの『Z-STARシリーズ』なら、そんなプロのようなアプローチ技をボールの性能で実現してくれるという。本気でゴルフ上達を目指すなら、クラブだけでなくボールもこだわって選ぶべき。なんと言ってもプロが試合で使っているのだから、高性能なのは間違いない。スコアアップを目指している方に、ぜひ試してみてほしい。

(鶴原弘高)