ダイエット中でも食べたい!パスタは選び方と食べ方で太らない!?
ダイエット中に食べるのを控えるパスタ。「炭水化物の塊だし・・・」「油が多い」という理由で、食べたいけれど我慢している方は多いのでは?でも、パスタの選び方と食べ方で、ダイエット中でもおいしく、安心して食べることができますよ!
炭水化物を抜きすぎるのは危険!
最近、炭水化物抜きダイエットがはやっていますよね。でも炭水化物を抜きすぎると、ボーっとしたり、集中力がなくなったりします。これは、脳が使える唯一の栄養素が、炭水化物(糖質)であるためです。
炭水化物抜きは、日常に支障がでるだけでなく、体にも良くないので、炭水化物を抜きすぎるのはやめましょう。もちろん、何でも食べすぎては太るのは当たり前です。量に気をつけて食べるようにしましょう。パスタの乾麺の場合、80〜100g程度が良いでしょう。
ソース選びがポイント!おススメはトマト系
パスタソースの選び方で、太りやすさが大きく変わります。太りやすいパスタは、クリーム系のソースです。これは、バター・生クリームなど特に太りやすい油脂類が多く、たとえ野菜がたくさん入っていてもダイエットには不向きなので、避けるようにしましょう。
おすすめは、トマト系ソース。油脂類が少なくてもおいしく仕上がり、食物繊維やビタミン、リコピンなども多くとれ、ダイエット向きです。また、オイル系ソースは、オリーブオイルを使用するので、バターや生クリームよりは太りにくいです。とはいってもオイルですので、多く使用するのはNG。調理する際には量を少なめにしたり、具を脂質の少ないものにするとダイエット向きになります。
野菜類やキノコ類をたくさん使って
パスタの中に、たくさん野菜やきのこが入ることで、ダイエット中に不足しがちな食物繊維・ビタミン類を取れると同時に、カサが増すことで、満足感がアップします。
おすすめの具は魚介類!ベーコンやひき肉は控えめに
エビ・イカ・貝・白身魚などの魚介類は脂質が少なく、良質なたんぱく源にもなります。ノンオイルのツナ缶もおすすめです。逆に、ベーコンやひき肉は、脂質が多いので、量を減らすなど、なるべく控えるようにしましょう。
1口目にパスタはNG!サラダとスープを一緒に。
パスタ一皿でお腹いっぱいにするのは良くありません。パスタの食べすぎにつながることと、一口目から炭水化物を食べると、血糖値が急激に上がり、太りやすくなります。
パスタを食べる前には、サラダなどの野菜を先に食べたり、野菜の入ったスープを食べるようにしましょう。そうすることで、血糖値の上昇が緩やかになり、太りにくくなります。注意したいのはポテトサラダやマカロニサラダのような、炭水化物やマヨネーズなどの脂質を多く含むものは選ばないこと。スープは、コーンスープなどのクリーム系よりも、コンソメ系を選ぶようにしましょう。
パスタの具にたんぱく質が少ない場合は、卵や豆類を添えると、栄養バランスがより良くなります。
簡単でヘルシーなパスタを選んでみました。
今回は、野菜たっぷりで、ダイエット中でもおいしく食べられるレシピを選びました。ぜひ作ってみてくださいね。
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著者:管理栄養士 岡田あや
大妻女子大学卒業後、株式会社シダックスにて社員食堂・病院で献立作成、厨房業務、衛生管理指導などの委託給食業務に携わる。その後、特定検診・保健指導で、メタボリックシンドロームの方を対象に栄養指導やスポーツ選手への栄養講義などを中心に活動している。