Xboxの責任者スペンサー氏、氷水をかぶってSCE吉田氏・任天堂レジーさん・Valveのゲイブに挑戦

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米国では大統領まで繰り返し挑戦をふっかけられるなど流行中の Ice Bucket Challenge の話題。マイクロソフトで Xbox 事業の責任者を務めるフィル・スペンサー氏が、頭から氷水をかぶってゲーム業界の重鎮に挑戦状を叩きつけました。

挑まれたのはソニーのゲーム開発部門トップであるSCEワールドワイドスタジオ会長 吉田修平氏、米国任天堂のCEO レジー・フィザメイ氏、ゲーム開発・配信大手 Valve の創業者ゲイブ・ニューウェル氏。

何が何やら分からないので背景から説明すると、米国でソーシャルメディアを通じて猛威を振るう ALS Ice Bucket Challenge は、バケツ一杯の氷水を頭からかぶる動画を通じて、難病 ALS (筋萎縮性側索硬化症) 研究への寄付を集めるチャリティ企画。

氷バケツ動画を公開した側は知人を名指しして「同じことをする勇気はあるか?」と挑み、ふっかけられた相手は24時間以内に自分も動画を公開してさらに3人を指名するか、代わりに ALSと戦う非営利団体 ALS Association に寄付するかを選ぶ仕組みです (実際には氷水をかぶって次を指名した上で、同時に寄付もしている人が大半のようです)。

これまでチャレンジを受けて動画を公開した人は列挙に暇がありませんが、FacebookのザッカーバーグCEOから指名されたビル・ゲイツは「ALS対策に寄付するのはもちろんだが、氷水をかぶるにももっと賢いやり方があるはずだ」と紐を引いて大量の氷水を落とす仕掛けを作り演出過多な動画で応じたり、なかにはわざわざ氷河の河口まで赴いて天然の氷水を汲みヘリコプターから放水させパンイチで喜んで被るやつ (カナダのアイスホッケー選手 Paul Bissonnette氏)が現れるなど、各自工夫を凝らした面白動画コンテンツが広まれば寄付も集まる「良いバイラル」現象となっています。



このような流行りに乗ったマイクロソフトの Phil Spencer が指名したのは、ソニーのゲームコンテンツ開発部門トップ吉田氏 (@yosp)、米国任天堂のCEOレジーさん、Valve の創業者でありマネージングディレクターである Gabe Newell 氏。もともとスペンサー氏に挑んだのは Minecraft で知られる Mojang 社の Markus " Notch " Persson氏。



(なんだかうれしそうな Notch こと Markus Persson氏)

スペンサー氏に挑まれた3人はまだ受けて立つとも(多めに)寄付することを選ぶとも宣言していませんが、いずれ面白い反応を見せてくれそうです。

なおITやテクノロジー業界でこの騒ぎに参加している著名人といえば、アップルのティム・クック、マイクロソフトの現CEO サティア・ナデラ氏、Google の創業者ラリー・ページとセルゲイ・ブリン、アマゾンのジェフ・ベゾスなどなど。ほかの業界や芸能人、スポーツ選手なども含めれば書いてもキリがありません。

なお、政財界つながりや地元つながりで多数の相手から挑戦されっぱなしのオバマ大統領は、さすがに氷水をかぶってはしゃぐわけにもいかないのか、辞退して寄付する方を選択しています。








寄付を受け付ける非営利団体 ALSアソシエーションの発表によると、Ice Bucket Challenge のバイラル化による認知と寄付額の伸びはすさまじく、7月末から8月18日の期間で前年を大幅に凌ぐ1560万ドルが集まったとのこと。(前年同期は180万ドル)。

追記:ソフトバンクの孫正義社長も、Foxconn の Terry Gou CEOから指名で挑戦。危機的状況の頭髪に試練を与えています。