バスティアは現時点で決定しないことを決定した。FWブランドンがパリ・サンジェルマン(PSG)MFチアゴ・モッタに頭突きを見舞った件で、バスティアは18日に声明を発表。ブランドンの行為を非難しつつ、解雇の可能性は時間をかけると明かした。それだけではなく、バスティアはT・モッタの姿勢を「遺憾に思う」とも発表している。

ブランドンは試合後にロッカールームへ続く道でT・モッタに頭突きを見舞い、鼻骨骨折を負わせた。T・モッタは8日間の離脱。ブランドンは最長2年の出場停止処分の可能性がある。

バスティアはブランドンの行為について、「受け入れられないものであることは疑いない」としている。だが同時に、「映像や証言が示すように、対戦相手への侮辱や挑発をやめなかった一部の選手たちの同じように受け入れられない姿勢も遺憾に思う」ともコメント。「よって、この件が最も適切かつ公平に扱われることを求める」と続けた。

これに対し、PSGは「バスティアが選手を処分しなかったことが理解できない。その行為は意図的でまれにみる暴力的な、許されないものであり、リーグ規律委員会による模範的な処分に値する」と不満を表している。PSGは「必要な手段を取る権利がある」ともつけ加えた。

一方、ブランドン本人はフェイスブックとツイッターで、「みんな、こんばんは。何よりもチアゴ・モッタと僕のチームメートたちに、僕のひどい行為を謝りたい。自分の行動を後悔しており、すべての友人やファンが理解してくれることを願っている。神の恵みを」と謝罪のコメントを出した。

だが、この謝罪はその後、フェイスブックからもツイッターからも削除されている。