鹿島アントラーズの柴崎岳 (撮影:フォート・キシモト)

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アギーレ監督がJリーグの視察を開始し、28日に最初の日本代表が発表されることになりました。誰が選ばれるかと考えたとき、僕の頭には3人の名前が浮かびます。

まず鹿島の柴崎岳。攻守ともに活躍していますし、若手というアギーレ監督が発したキーワードにも合致します。積極性もあるし、たぶん代表監督が代わって今回こそ選んでほしいと意識もしているでしょう。そんな気持ちが今の柴崎のプレーには溢れています。確実に選ばれるはずだと僕は思っています。

続いて川崎の小林悠。スピードがあってがむしゃらにプレーできるし、何より献身的です。試合の最後まで相手を追い、守備でも貢献しています。ザッケローニ監督のときはケガで合宿を辞退するという不運を味わいましたが、今回こそ選ばれるでしょう。

3人目は宇佐美貴史。実は柴崎や小林と違って、僕は宇佐美が当落線上ではないかと思っています。

ドイツから日本に帰ってきた後、ケガの時期を除いて宇佐美は抜群のパフォーマンスを見せています。プレーは間違いなくアギーレ監督の目にとまっているはずです。

ただし、アギーレ監督が求める「ボールを奪いに行く」というプレーは、あまり得意ではないように思えます。前線の選手にも高い守備意識を求めると明言する監督にとっては、呼びづらいかもしれません。

ですが、呼ばれなくても心配はいりません。アギーレ監督なら、メンバーの入れ替えが頻繁にありそうです。リーグでしっかりアピールすれば、きっと声はかかるはず。そしてもし呼ばれたら、守備のうまいところをぜひ証明してほしいと思います。

今回のメンバー発表までにアギーレ監督はJリーグの選手しか自分の目で確認することができません。ヨーロッパ組はワールドカップの時に見た印象や、ビデオなどでしか判断できないのです。だったら半分ぐらいはJリーグの選手ではないか。そして海外組の中では評価の高い選手だけが呼ばれるのではないか。もしそうだったら、代表チームの中の競争は一気に激化しそうです。発表が楽しみになってきました。