コミックマーケット86で頒布された「5884組」小林幸子さんと「COOL&CREATE」ビートまりおさんのCDセットが、ヤフオク!に出品されている

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8月15日・16日・17日の3日間にわたって開催された同人誌即売会「コミックマーケット86」。

同人誌、出展企業のグッズ、コスプレなど、それぞれ目的は違えども、会場の東京ビッグサイトは、計数方法に変更があったため、以前よりも低めの数字になっているものの、1日目は17万人、2日目は17万人、3日目には21万人、計55万人もの参加者で賑わった。

そんな熱狂の3日間も終わった今、にわかに問題視されているのが、購入品のオークション出品・転売と、その価格の高さだ。

10倍以上も当たり前?


以下の画像は、日本最大級のネットオークションサイト・ヤフオク!を「コミケ86」で検索した結果だ。

ヤフオク! 「コミケ86」検索結果の一部

ヤフオク! 「コミケ86」検索結果の一部(18日16:00時点)



例えば最終日に参加していた、小林幸子さんとビートまりおさんの合同ブースで頒布された、新譜CDと特典紙袋・CDのセット。会場では2,000円で手に入るものだが、なんと53,000円にまで価格が高騰する事態に。

他にも、会場での頒布価格よりも高く、倍以上の値段で取引されているものが多々存在している。

「転売許せない」「理にかなっている」ネット上で物議


人気のサークル・企業ともなると、先の見えない長い列に並び、炎天下のなか何時間も待たなければ購入ができないことは、よくあること。しかし、始発で会場に向かって並んでも購入できない、ということもしばしば……。

「どれだけ待っても欲しい」という人々の列に入り、元々興味がないものを転売目的で購入し、利益を得る人がいる。「転売屋」と揶揄される人々だ。中には、転売のためにルール違反の徹夜待ちをする人もいて、コミックマーケット運営も頭を悩ませているという。

やっとの思いで手に入れた人、欲しくても手に入らなかった人にとって、この転売の状況は許しがたいもの。

しかし、「いくら払っても欲しい」と思う人がいるから値段が上がるのであり、価格が上がることに関しては「理にかなっている」という意見もある。

対策はあるのか?


そんな意見に対し、「転売屋の数はわからないものの、始発で並んでも買えないのでは、出展側にも問題があるのではないか」、「後日委託通販してほしい」という意見も。

しかし、同人活動とは基本的に自主的な非営利活動であり、少人数で活動しているサークルにとっては、自分たちでできることにも限りがある。

コミックマーケット運営側でも、徹夜対策などを行っているものの、追いついていないのが現状だ。