ハビエル・アギーレ監督

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 アギーレジャパン狂騒曲が始まっているね。早速週末のJリーグへ視察に出かけ、それがニュースになった。協会とメディアが、反省・検証を捨て置いてでも欲しいニュースコンテンツが、計算通りに作られている。
 
 日本代表を取り巻く4年間のビジネスがまたスタートしたという感じだね。もう何度も見てきたニュースであり、光景だ。興行コンテンツとしての「日本代表」は、お家芸といってもいい域にある。同じ文脈、同じ人たち、同じやり口で4年間のシナリオが描かれていく。

 そうしたやり方の末にブラジルW杯の惨敗があったことは見て見ぬふり。あれだけショッキングな負け方をしたのだから、少しは変わるものかと思ったけど、そうではなかったね。
 
 それはアギーレ監督の就任会見にも表れていた。代表質問は事前に提出、検閲され、返答原稿も用意されていたのだろう。時折手元の紙に目を落として答えているシーンが印象的だった。ぶっつけ本番の記者会見ではないね。
 
 今後も、例えば何かの媒体のインタビューを受けた時、その原稿は世に出る前に必ずチェックされる。危なっかしい発言はすべて削除。日本サッカー界は、実は社会主義的。喧々諤々と喧しいラテン国のメディアの追求を受けてきたアギーレ監督も、日本に来てそうした文化に驚くんじゃないかな。驚かなくなるくらいに、染まってしまう姿は見たくないね。