「アカメが斬る」プロデューサー絶賛! 「キルラキル」EDも手がけた沢井美空とは

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2013年から2014年にかけて放送されたTVアニメ『キルラキル』1期のEDテーマ「ごめんね、いいコじゃいられない。」で話題を呼び、現在は2014年7月より放送中のTVアニメ『アカメが斬る!』EDテーマ「こんな世界、知りたくなかった。」をつとめるシンガーソングライター・沢井美空さん。

いずれも自身が作詞・作曲を手がけて、アニメの世界観にマッチした楽曲つくりから、じわじわとファンを増やしつつある。

そんな沢井さんへ、『アカメが斬る!』を手がける東宝・吉澤隆プロデューサーから絶賛のコメントも届いている。

「こんな世界、知りたくなかった」という曲は、出だしから情感に溢れていて、聞き手をぞくりとさせながら世界に引き込んでいく強さがあると思います。沢井さんの世界と番組の世界が同化できた事を嬉しく思います。
東宝・吉澤隆アニメプロデューサー


タイアップとして楽曲制作を進める際、制作サイドからアニメの世界観などを聞き、それを歌詞やメロディという形で音楽におとしこんでいくものだが、沢井さんが立て続けにアニメタイアップを実現させているのは、その手腕が高く評価されているからに他ならない。

80年代パロディをふんだんに盛り込んだ『キルラキル』の昭和感や、生き地獄に抵抗する殺し屋家業を描いた『アカメが斬る!』の陰惨さをも見事に表現した楽曲には、アニメファンからの注目も集まり始めている。




女子高生でデビューしたシンガーソングライター


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左がデビュー当時の沢井さん、右が現在のアーティスト写真



2009年、沢井さんはSONY MUSICのオーディションに、録音した音源と弾き語りの様子を録った映像を応募したところ、スタッフの目に留まり、急きょオーディションに呼ばれる。

オーディション会場で自身が作曲した4曲を披露すると、彼女のあまりの独創性にスタッフはその場で契約を決断したという。当時は地元・大阪の高校に通っていたが、その後単身上京し、高校に通いながら作詞・作曲活動を続ける。

そして2011年5月、現役女子高生として「あたし、今日、失恋しました。」でメジャーデビューを果たす。

直接胸に訴えてくる詩、メロディ、耳に残る甘いハスキーボイスが高い評価を受け、2011年11月にリリースされた「なきむし。」は、TVアニメ『君と僕。』EDテーマに起用され、初のアニメタイアップを果たす。

さらに2012年11月にリリースされた「指輪〜あたし、今日、結婚します。〜Wedding ver.」のMVは、現在YouTubeにて再生回数250万回を突破している。



2本連続でアニメタイアップを実現


そして2013年11月、TVアニメ『キルラキル』1期のEDテーマ「ごめんね、いいコじゃいられない。」で2度目のアニメタイアップを果たす。



『キルラキル』絶対的な指導者による厳正なシステムの元に運営されている学園に、破天荒な転校生である主人公・纏流子が入学するところから始まる。

学園全体を巻き込んだ大騒動を巻き起こす流子とリンクするかのような歌詞の世界観は、アニメファンからも好評で、『キルラキル』のキャラたちとコラボしたアニメ盤もリリースされて話題を呼んだことも記憶に新しい。

また、現在はTVアニメ『アカメが斬る!』EDテーマとして「こんな世界、知りたくなかった。」を提供しており、ここへ来て立て続けにアニメコラボを実現している。

『アカメが斬る!』は、帝国の圧政に苦しむ少年剣士・タツミが、殺し屋集団に身を寄せ、主人公・アカメとともに帝国を相手に決死の戦いを繰り広げるという内容。

悪を切り刻むべく闇に生きる彼らを描くダークファンタジー的な世界観に沿った、どこか悲壮な、しかし美しく壮大なロックバラードに仕上がっている。


海外においてもファンが続出


沢井さんの楽曲は国内に留まらず、海外のアニメファンからも好評のようで、ファンによる「歌ってみた」動画もYouTubeにて投稿され人気を博している。



2014年には、表現の幅を広げるためにNYでの移住生活を経験。現在は日本に戻ってきて、再び精力的に活動中とのこと。

これからもその情感に溢れる歌声と独特の世界観で、アニメとの絶妙なハーモニーを奏でていくのを期待したい。