[SBS杯]やや積極性欠き、重い試合となったU-19代表

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[8.15 SBS杯第2戦 U-19代表 1-1(PK4-2)静岡ユース 愛鷹広域公園多目的競技場]

 現U-19日本代表が結成されてから不動の左SBとなっている内田裕斗(G大阪)は危機感を募らせていた。攻撃精神旺盛な攻撃的SBだが、守備意識を高く持ち、この日もまずは守備第一のプレー。得意の攻撃参加で左サイドを駆け上がるシーンもあったが、攻守のバランスを取り、ディフェンスラインで攻撃の起点となることに務めていた。その内田が今大会感じているのはチーム全体が安全なプレーに傾きすぎているのではないか、ということ。本来自分たちから攻守両面でアクションを起こし、ダイナミックな攻撃を繰り出すチームなだけに「みんな失わない、失わないプレーをやっていたけど、もっと積極的に前に当てて、それで連動で取られたらそこから追い掛け回してというのもちょっとは見せていかないといけないと思う」と指摘していた。

「UAE(遠征)とかで上手くいっていたのは、(南野)拓実クンが高い位置で行くというタイミングつくってくれて、獲って勝ち切ったというのがあった」と説明するように、U-19UAE代表に2連勝した6月のUAE遠征では高い位置からの積極的な守りなど攻守両面で「自分たちからアクションをかけられた」と振り返る選手が多い。今回は初招集の選手も多く、鈴木政一監督は「予測をもってサッカーをやろうよとずっと言い続けている中でまだまだやれていない選手がいる」と個々の問題も指摘するが、積極性の向上も重い雰囲気を打破するために必要となってきそうだ。

(取材・文 吉田太郎)