[SBS杯]U-19代表の司令塔・川辺、別格プレーも「前半のうちに3、4点取らないといけない」

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[8.15 SBS杯第2戦 U-19代表 1-1(PK4-2)静岡ユース 愛鷹広域公園多目的競技場]

 前半40分間のみの出場だったが、U-19日本代表ではMF川辺駿(広島)が別格のプレーを見せていた。前日、0-1で敗れたコロンビア戦の敗戦からの課題を「全部」と口にした川辺。「(個人的には)運動量が足りなかったので、きょうは前半だけという部分もあったんですけど、運動量多くやっていこうと思っていた」と高い守備意識を持ってプレスを繰り返しつつ、攻撃面では中盤で相手のマークを外してスルーパスで決定機を連発。前半24分には中盤中央からドリブルで仕掛けると、フェイクを入れてからスルーパスを通し、FW越智大和の先制ゴールをアシストした。その他にも積極的にプレッシャーをかけてくる静岡ユースの選手を個人で何度も剥がし、サイドチェンジや一発で相手の相手の背後を取るパスなど違いを見せつけていた。

「後半苦しくなったのは前半1点しか取れなかったから。きょうの相手だったら前半のうちに3、4点取らないといけない」。そう感じるだけに、停滞した後半よりも1得点に終わった前半を悔しがった。シュートした選手の判断、味方のサポートの向上の必要性を語り、自身についてもボランチからひとつ高い位置へ飛び出してクオリティの高いプレーをしなければいけないと指摘。コロンビアとの試合では「レベルはちょっと違うなと思う。ひとりでプレスにいってそれで取れないところだったり、個人個人で負けているのでそれが昨日の負けに繋がっていると思う」と個人としても差を痛感した。「今のままだったら全然ダメ」。3大会連続でアジア予選で敗退している歴史を変えてU-20W杯に出場するために、司令塔はJ王者・広島の中でより高い意識を持って日常を過ごす。

(取材・文 吉田太郎)