LINEトラブルから子どもを守れ!「親がすべきこと」3つ
友人や恋人、家族と手軽にコミュニケーションが取れるLINE。とっても便利な半面、一歩間違えると“事故”や“トラブル”に巻き込まれてしまうことも……!
「子どもを守るには、常に監視してないといけないの?」
「スマホを与えないのが1番だけど、仲間外れにされたら可哀そうだし……」
そこで今回は、『LINE』が発表している「安心安全ガイド」を参考に、大切な子どもを“危険”から守る方法をご紹介します。
■大切な子どもを守る、3つのポイント
(1)「知らない人とは“絶対”繋がらない」ための設定を行う!
LINEはIDだけでなく、電話帳の番号からLINEを使っている人を探して友達に追加することができます。そのため、「LINE-IDの交換をしていないのに友達になっていた」というケースが多く見られます。
知らない人から友達追加されないためには、プライバシー管理から「IDの検索を許可」をオフにすること! もともとLINEのID検索は18歳以上でなければ使用できません。しかし、親名義でスマホを購入するなどすると、これをすり抜けてしまうこともあります。必ずこの機能が「オフ」になっているか、確認しましょう。
アドレス帳の「友達への追加を許可」もオフにしておくことをおすすめします。近日、LINEのID検索できなくなった未成年たちが、“LINE-IDを交換するために自分の電話番号を晒す”というケースが多々見られるためです。
もちろん大切なのは、使う本人の“危険に対する理解”。LINE-IDや電話番号、メールアドレスは、大切な個人情報の1つ。安易に他人に教えないよう、きちんと教えましょう。
特にエッチな質問をしてきたり、年齢や住んでいる場所をしつこく聞いてくる人は要注意! 最近では「○○に似てるね。芸能界に興味ない?」なんて業者のフリをして誘ってくる人もいます。
(2)最低限のネットマナーを教えること!
イラっとした勢いで他人の悪口を書き込んだり、ウソの情報を流したり……。あなたの軽はずみな行動が原因で、学校や警察、大切な家族を巻き込むトラブルに発展することがあると理解させましょう。
顔写真や学校名、車のナンバーも大切な個人情報であることを忘れたら絶対ダメ! 投稿前には、自分が同じことをされたら……と考えるようにしましょう。
(3)スパムメールに騙されない!
突然知らない人からトークが届いたら、まず迷惑(スパム)と疑いましょう。うっかりトークへ返信したり、URLへアクセスして会員登録すると、あなたの個人情報が盗まれてしまう可能性があります。「トークを削除」「相手をブロック」をきちんと使うことが大切だと教えましょう。
自分はそんなに詳しくないから……なんて放置していると、子どもがどんな使い方をしているのか、またそれにどんな危険性があるのかはわかりません。
何かトラブルに巻き込まれてしまったら、すぐに相談に乗れるよう、普段から子どもとコミュニケーションを取り、自分自身もLINEの仕組みや機能について、詳しく知っておくことが大事ですよ。