ここ数日バズっている「バナナスプライト」。「バナナとスプライトを飲むと必ず吐く」とのこと。……えっホントに?

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ここ数日、謎の言葉が広まっている。「バナナスプライト」。「バナナとスプライトを一緒に飲むと必ず吐く」ので、吐くのを我慢している動画を投稿するのが流行しているのだ。
YoutubeやYoutubeで「バナナスプライト」「Banana Sprite」で検索すると、たくさんの動画が出てくる。もともと、海外では「Banana and Sprite Challenge」としてテレビ番組でも紹介されていて、わりとメジャーな動画ネタであるらしい。

さまざまなところで「お手本動画」として紹介されているのがこの動画。



バナナを食べたあと、スプライトを飲む2人の男性。そのあと……め、めっちゃ吐いてる! もらいゲロしてしまいそう……。

この動画を筆頭に、youtube上のほとんどの動画は外国語。日本語の動画は、ここ数日でいきなり増えている。
いったいいつから、そしてどこから「バナナスプライト」は広がったのだろう?

Twitter上で「バナナスプライト」で検索すると、8月に入るまでこの言葉はほとんど呟かれていない(Twitterの過去発言の検索能力はかなり弱いので、若干調査に不安は残っている)。
変化が訪れるのは8月8日。Youtubeで有名な(Youtuberというらしい)PDR氏が「【ゲロ注意】バナナ×スプライト チャレンジ Banana and Sprite Challenge」を投稿。この動画以前には、日本語のバナナスプライト挑戦動画はほとんどない。



この動画に反応したのが、同じくYoutuberのはじめしゃちょー(hajime)氏。8月9日に「バナナ×スプライトで必ず吐くって本当? Banana and Sprite Challenge」を投稿。こちらも51万再生されている。



このあたりから、Twitter内で「バナナスプライト」の文字が目立ち始める。比較的手軽に配信ができるツイキャスでのバナナスプライト挑戦も増えはじめ、NAVERまとめなどでもまとめられ始めている。

そして、8月10日には2ちゃんねるのニュース速報(嫌儲)板に「バナナ×スプライトの組合せで確実に嘔吐すると世界中で話題に。ゲロフェチの俺大興奮」というスレが立つ。このスレ自体はそこまで伸びなかったが、tumblrなどを通じて拡散。
このころには、Twitter上での「バナナスプライト」への言及は数えきれなくなっている。

そして現在。「バナナスプライト」への挑戦はまだ続いている。多くのニュースサイトで取り上げられたり、「本当に吐くのか?」という実践動画もアップされてきているようだ。
しかし、Twitter上でも動画上でも、「必ず吐ける」というわけでもないようす。「吐けないけど面白くないから無理やり吐いた」という動画もあるくらいだ。

「吐けない」理由として、日本と海外のスプライトの成分の違いを挙げている人もいる。ただし、それはちょっと眉唾っぽい。というよりは、単純な「量の問題」のように思える。
日本でアップされている動画は、バナナ数本&500ミリリットルのスプライトで行われている。一方、海外では「バナナ2本&1リットルのスプライト」なのだ。炭酸飲料1リットルを一気飲みするの、単純にキツそう。
そもそも、海外でアップされている動画も、全員が全員吐いているわけではない。中では日本のユーザーと同じように面白くするために無理やり吐いている人もいるだろう。
バナナスプライトは「必ず吐く」遊びではなく、「吐けるように頑張る」遊びなのかもしれない。

それにしても「吐くのを見る/見てもらうのを楽しむ」というのは、かなり文明をこじらせている感じがある。やるときは自己責任&後片付けをしっかりと。良い子の約束だよ。
(青柳美帆子)