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巷はお盆まっただ中。実家に帰省し、久しぶりに仏壇の前に座ったという人も多いのではないだろうか。仏壇に欠かせないものといえば、「チーン」と音をならす“おりん”の存在。全国の百貨店で催事『大黄金展』を開催している金製品販売大手SGCはこのほど、あの「チーン」という “おりん”の音色に癒しの効果があるとされる“1/fのゆらぎ”があることがわかったと公表している。

今回の音色の分析は、先日の東京都議のヤジ問題の音声分析にも関わった音声・音響を専門にする分析機関、日本音響研究所がおこなったもの。1/fのゆらぎとは、小川のせせらぎの音や風鈴の音など、一般的に人間が“良い音”と感じる音に共通する周波数と振幅の特性を科学的に分析した指標で、この定義に適った音を聞くと、脳波中のα波が増加し、リラックスする傾向が科学的に確認されている。

調査では、同社が販売する「黄金のおりん」3製品の打撃音を録音。音響開始1秒前から30秒間の周波数を分析した結果、残響部分は5,000Hz以下の成分に集約されていることがわかった。また、周波数成分は大きく4点確認され、周波数の低いところではゆらぎが大きく、高いところではゆらぎが細かくなっているという1/fのゆらぎの定義に適合していた。

なお、この調査に用いられた「黄金のおりん」のうち、3.5寸のおりんは、人間国宝の奥山峰石氏が手作りしたもの。「鍛金」という手法を用いて一枚の金の板をおりんの形に成形されている。3製品のうち、最も高価なものは573万4,800円。同社サイトでは、この「黄金のおりん」を販売するとともに、音色も公開している。

(神野恵美)