日本から1万8000キロ、地球の真裏で激闘した我がサッカー日本代表なのだが、東京・水道橋にある日本サッカー協会の内部では、すでに次の代表監督が話し合われているという。

Jリーグ関係者は、

「話し合いというか、すでに内定していると見たほうがいいでしょうね」

と言う。2010年8月に就任し、丸4年間指揮を揮ってくれた現監督のザッケローニは、すでにブラジルW杯での任期満了、退任が決まっている。

「一流監督は世界に一握りしかいないので当然、各国の取り合いになる」(前同)

という状況で、W杯中に次期監督を決めてしまうのは当然のことなのだ。

さて、いったい次期監督は誰になるのだろうか!?

「候補者として水面下で名前が挙がっていた人物を言うと、元名古屋グランパスの監督で英プレミアリーグのアーセナル監督である名将・ベンゲル、アルゼンチンの若手スターを次々に育て、日本と同じグループリーグのコロンビア代表を率いるペケルマン。近い存在だと、昨年まで名古屋グランパスの監督だったストイコビッチの名前も挙がっていますね」(専門誌記者)

というが、5月末、ベンゲル監督はアーセナルと3年間の契約延長し、候補者から完全に消えたと言える。

在阪のスポーツ紙記者は、元セレッソ大阪の監督・クルピ氏の名前を挙げる。

「彼も候補者として挙がっていると聞きますわ。香川、清武、柿谷、山口、乾と次々と代表クラスを育て上げたクルピの手腕は間違いない。どんどん若手を登用して、世界とバチバチ撃ち合ってほしいですけどねえ」

だが、本命は、どうやら別にいるようだ。

「メキシコ代表を2度、W杯ベスト16に導き、スペインリーグでも評価の高い監督・アギーレ氏が最右翼です。すでに昨シーズンまで監督を務めていたエスパニョールも退団しており、就任準備は進んでいるようですよ」(前出・専門誌記者)

しかし、なぜ彼なのか?

「簡単に言うと、サッカー協会の技術委員長を務める原博実氏が大のスペインサッカー好きだからです。実は、前回も複数のスペイン人監督に打診して断られた末のザック就任だった。ぶっちゃけ彼は、5〜6番手だったんです。スペインサッカーの監督を招くのは原氏の悲願ですね」(前同)

だが、「今、アギーレは世界中からオファーが殺到している」(同)とも聞こえてくる。また、断られたりしなきゃいいのだが……。