U-21日本代表候補トレーニングスタート、手倉森監督「覚悟を持たないといけない世代」

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 U-21日本代表候補は11日から13日まで行われるトレーニングキャンプ初日の練習を福岡で行った。FW野津田岳人(広島)は台風の影響で9日に行われる予定だったJ1リーグ第19節が11日に延期になったため12日からの合流となり、DF遠藤航(湘南)、MF井出遥也(千葉)、MF野澤英之(F東京)の3選手がケガのために不参加、DF西野貴治(G大阪)、DF三島勇太(福岡)が代わって招集された。

 ミーティングを行ってグラウンドに姿を現した選手たちはストレッチで体をほぐした後、GK以外のメンバーは2組に分かれて、前日練習試合等があった選手たちはランニングで汗を流した。それ以外の選手たちはボールを使ったメニューをこなし、急きょ招集された西野が遅れて合流すると、その後はボール回しを行い最後はダッシュで初日の練習を締めくくっている。

 キャンプ初日を終えた手倉森監督は「W杯の敗戦から日本サッカー界の中で自分たちが先陣をきって動き出すんだ、その意識を持とうという中で、今日はA代表のアギーレ監督も来日しました。ロシアW杯に向けて動き出す日本サッカー界の中で、げんの良い日にスタートできたと思います」とアギーレ監督の来日とキャンプ初日が重なったことに笑顔を見せた。

 6月のキャンプ以来となる顔合わせとなった選手たちには、「W杯で悔しい思いをした選手たちと、これからそれに代わらないといけない若い選手たちの競争が今日、いよいよ始まったんだという話をしました」と檄を飛ばしてキャンプをスタートさせている。

 そして、「A代表の選手を脅かすのは、このチームでないといけませんし、そういうふうになっていくという覚悟を持たないといけない世代だと思っています」と語ったように、U-21世代の成長が日本サッカーの成長につながることを信じ、9月に開幕するアジア大会に向けて、残り2日間のキャンプを実りあるものにしようとしている。

(取材・文 折戸岳彦)